2011年7月4日月曜日

イカれたメディアとイカれた政治: Martin Fackler氏, N.Y.Times

ニューヨーク・タイムズ東京支局長マーティン・ファックラー氏のインタビューに関するブログを2つ見つけたので、ここに転載させて頂くことにする。

震災後、かれこれ4ヶ月にもなるのに、このような発言が、未だ錚々たる日本の名だたるジャーナリストの誰からもまだはっきりした形で表明されていないこと自体、日本のジャーナリズムが、日本のジャーナリストが、完全に地に落ちてしまった証拠だと後ろ指をさされても、反論の余地があるまい。

http://blog.goo.ne.jp/sunsetrubdown21_2010/e/110b9447445ea845b3e0d1651037d641


以下は、ある方の6月27日付けのブログに引用されていた
N.Y.タイムズ東京支局長M.Fackler氏のインタビューで
週刊現代7月9日付けの記事


「政治もメディアもイカれてます」

国民の側に立たないメディア
 
日本に滞在して4年ほどが経ちますが、当然のことながら今回の原発事故は、もっとも衝撃的な出来事でした。これは日本だけの問題ではなく、世界にとって極めて重要な問題です。アメリカ人にとっても対岸の火事ではなく、強い関心をもって注目しているのです。にもかかわらず、日本の政府・官僚・東京電力が正確な情報を出さず、さらには日本のメディアが、独自にそれを追求しようとしないことにひどく失望しています。
  
東日本大震災以降、積極的に日本についての報道を行う海外メディアが増えている。なかでもアメリカの大手新聞・ニューヨークタイムズ紙は、福島第一原発の問題を中心にスクープを連発し、内外から注目を集めている。

3月中旬には、すでに福島第一原発がメルトダウンを起こしている可能性について詳細な検証
 記事を掲載し、さらに4月8日には、爆発した原発建屋のがれき処理の問題について、どこよりも早く報じている。その取材の中心を担っているのが、マーティン・ファックラー東京支局長だ。

記者クラブに属さず、日本 の大手報道機関よりはるかに少ない人数で取材に臨むニューヨークタイムズ。その支局長であるフアックラー氏の眼に、3.11以降の日本はどのように映っているのか。

-ニューヨークタイムズ紙は、震災以降日本についての記事をほぼ連日掲載していますね。しかもその内容は、日本の新聞とは違った視点で書かれたものが多く、日本のメディアからも注目されています。

フアツクラー 注目されるのは大変ありかたいことですが、私たちから見れば、日本のメディアは東電が発表していることを忠実に伝えようとするだけの広報機関になり下がっているように映るのです。

政府や官庁、そして東電という「当局側」に気を遣うばかりで、国民の側に立って報道するという姿勢がないように感じますね
 
たとえばわれわれの取材では、最初から福島原発でメルトダウンが起こっていることは明らかで、そのことについて早くから警告してきました。ところが、日本ではメルトダウンしていたことが5月まで分からなかった。しかも、それは政…以下、続く。



もう一つの5月4日付けのブログもFackler氏の日本メディア批判をとりあげていた。


http://blogs.yahoo.co.jp/hellotomhanks/62393367.html

★「ニューヨークタイムズ東京支局長の日本メディア批判」★


<「天木直人氏」の記事より転載>されたブログらしい


月刊情報誌の「選択」5月号と「エルネオス」5月号が、奇しくも
同じようにマーティン・ファクラー米ニューヨークタイムズ紙
東京支局長へのインタビュー記事を掲載していた。

そこで共通のテーマとされている話題は、わが国の大手メディアに
よる「震災報道」の特異性、劣化ぶりである。

彼は言う。自分から進んでネタを探して報道する精神が
ほとんどない。

少なくとも政府当局側と対峙して国民側について報道する姿勢が
感じられない
と。
大マスコミになればなるほど、その傾向は強いと(選択)。

日本新聞協会が出す賞を見れば象徴的だ。
賞をもらう人はスクープするのではなく、与えられる人だ。
記者が記者クラブの席に座り、情報源とお酒を飲みに行き、
時間が経つにつれ仲良くなる。

それでスクープをもらい賞になると(選択)。

日本の大手メディアの問題は、メディア自体がエリート層の
一部になっているから、政府と敵対関係になれない社会
だと(選択)。

彼はまた震災報道の裏にある日米関係の実態を次のように告白する。

アメリカは正確な情報を持っていた。
大きなメルトダウンが起これば西海岸も危ないから協力を申し入れたが
日本政府は自分たちがやると受け入れなかった。
ワシントンが怒って日本へ人間を送り込んだ。
アメリカは(その情報を日本のメディアに流すことはできたが)
日本の主権を尊重するから裏切ることはできなかった
と(エルネオス)。

そしてファクラー氏は、このような日本のメディアを許す
日本国民の責任をも追及する


日本では、政府と官僚がお母さんで、国民である子供たちを
世話してやっていると考えている。
権力が国民の側にあるという概念さえない官尊民卑がいまだに
続いているのですと。
みんな国に頼りながら国を信用していない、と
(エルネオス)。

極めつけは、私が「もう一つの日本」で指摘した事が彼の口から
見事に指摘されていることだ。

政治家、官僚、東電(財界)、マスコミ、誰も国民の側に
立っていない。

それは原発だけじゃない・・・アメリカでこういう事(情報隠し)
が起きするたら現政権を倒して新しい政権をつくる・・・
こういう時こそ野党は国民の側に立つべきだがそうなっていない・・
民主主義そのものが機能していない
感じだ・・・(エルネオス)。

なぜこの事を語るメディアが出てこないのか。
外国人記者の口を借りてしか真実が語れない現実こそ深刻である
と思う。

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