2011年9月2日金曜日

隠蔽とパージですか、怖い国ですね?

 8月の最後の週、海外出張していた間に、このようなニュースがあったとはつゆ知らず、驚いてしまった。もちろん、主要メディアは全くこの問題について口をつぐんでいる。

3.11に福島原発で、地震直後に意図的に最後の砦ともいうべき緊急冷却システムを事もあろうに3回も意図的に止めたこと、その理由が闇に葬られ、追及の手も及んでいないばかりか、明らかにさえされな買った事実を、民主党の原口一博氏が報告している。

国費を使って、どじょうだの金魚だのと戯れている間にも、東電のなすがまま放射能は広がり続け、手付かずの汚染は、日本国内、国外に広がり、問題は益々深刻化するばかりである。

以下の動画は、8・23の「ニュースの深層」における原口氏のインタビューである。「民主党代表選の行方と今後の民主党政治」と題されているが、上記の事実に加えて、原発問題について異議を申し立てた者はパージの対象になるという、法治国家にあってはならない日本における恐ろしい現実が明らかにされている。


一時は炎の勢いであった週刊誌の原発報道すら、震災6ヶ月にもなれば、だんだん影を潜めるようになった。多分電力会社から手が回ったのだろう。


心が折れるなんて、甘っちょろいことを言っているような状況ではない。国が放射能まみれの瓦礫の焼却を認めれば、汚染はまた繰り返され、新たなホット・スポットを作り出し、日本中を汚染の渦に巻き込むことになる。放射性物質は焼いてなくなるものではないのだからーー。内部被曝の量は、常に足し算で考えなければならないことが、いつも政府筋の発表から抜き取られているのも問題である。

http://www.youtube.com/watch?v=-tprK50kcTU

http://www.youtube.com/watch?v=7VngrzGROiI&NR=1

http://www.youtube.com/watch?v=_unro_hwqwY&NR=1