2011年3月6日日曜日

我苦し、いと苦し、故もなくたゞ苦し

夜半の寝覚めも、平安の世の王朝物語である限り、水茎の跡も麗しくさらさらと流れるように描き出されたのであろう。

しかし、平成の世の物語は、毛筆に代わってPCを道具として使いこなせばならぬ苦悩がある。

先程のブログもタイトルを打ち出したところ、「春はあけぼの」が、「Zはあけぼの」に文字化けをしていた^^;直しても、直してもZになる;;

しかたなく「春」を「はる」として、アップしたところ、今度は清少納言さまの清らかという字がXに化けておった^^;;また何度も直したが、清はXのまま;;

これはもののけのいたずらなのであろうか?
方違(かたたがえ)でもすれば、Xは元に戻るのであろうか。。。

デジタルには疎い薔薇っ子にとって、PCは常に奇怪な化物であり、ブログは至難の業である^^
かの石川啄木は 「我悲し、いと悲し、故もなくただ悲しーー」と宣うたが、

薔薇っ子は言う、「我苦し、いと苦し、故もなくただ苦し」と。。

はるはあけぼの

春はあけぼの と昔の人は言う。

かの清少納言さまは、血圧の高い寝覚めのよい方だったにちがいない^^

早寝早起きとは無縁の薔薇っ子、薔薇姫、Dame Rose、またの名をSleeping Beauty はあえて言う

春は春眠

夏はシエスタ

秋は短眠

冬は冬眠

「春眠暁を覚えず」とは、よく言ったもの。。

三文の損をしたところで、春は限りなく眠り続けたいと願う薔薇っ子なのである^^