2012年12月14日金曜日
「選挙に行く気もしない」と思っている多くの人たちへ
国民が今度の選挙で最優先したい政策は、景気、雇用政策だそうである。
これまでこのブログの中でも、古賀茂明氏の議論などを援用しながら、何度も論じてきたが、TPP、増税、原発の推進は、アメリカと一部権力者の既得権益を増大させるばかりで、日本景気・雇用を一層減退させ、失われた20年をさらに助長させること以外、何も生み出さない。
選挙に行く前に、景気対策について各党がどのような美辞麗句を並べ立てているかを見るのではなく、TPP,増税、原発に対してどのような姿勢をとっているかを見れば、各党がどのような目線で政権を運営しようともくろんでいるかが明らかになるはずである。
将来的にみても、もはや世界経済を牽引するような技術革新の可能性も何もない、「既存の大企業ばかりを保護し、そのつけや負担を庶民に押し付ける」--これまで民自公が進めてきたお決まりの政策をいくら強引に推進したところで、失われた20年は決して戻ってはこない。口先三寸の松下政経塾の詭弁には、もはやうんざりであり、どんなに美辞麗句を並べ立てたところで、すべて空疎に響くばかりである。
精勤に投票場に向かう日本の有権者の多くは高齢者層ばかりで、20代、特に若年者層は選挙に対する関心が薄いという。
これまでの平和な時代の選挙ならば、まだそれでもよかったが、今度の選挙では、若年者層がうかうかしていたら大変なことになりかねない。
保守政権の復活に望みをかけるような保守的な高齢者層や、一部の右傾化した過激な人々に選挙を任せていたら、世間知らずのおボンボン2世議員や暴走老人の協力で、あれよあれよという間に、憲法が改正されてしまうし、国防軍などが作られてしまったら、戦場に駆り出され犠牲になるのは暴走老人でも、2世プリンスでもなく、若者であることをしかと認識し、選挙ではっきりNoを突き付ける必要がある。戦争に駆り出されて命を失うことをものともしないのではないのならーー。
「13も政党が乱立しているけれども、入れたい政党がないじゃないか」ーー同感である。しかし、こうなれば消去法で、選挙民は、自分で自分を守るしかない。一番庶民がこうむる被害の少ない、国民目線の政党はどこなのかと。
それがどうしても、みつからなければ、少なくとも、閉塞感の憂さ晴らしに、とんでもない暴走をもくろんでいるような政党や、自分たちの既得権益を守るために、国民を犠牲にし、塗炭の苦しみの中に引きずり込んで涼しい顔をしているような政党の議員を一人でも当選させないような投票行動をとるぐらいしかーー。
絶望的な状況ではあるが、それでもやっぱり選挙に行くっきゃない。
悲しいかな、我々が自由な意思表示を許される機会は、残念ながらこんな選挙以外には何もないのだから。
以下ではTPPに特化して論じられた金子勝氏のブログを転載する。
2012年12月12日水曜日
敦賀原発活断層の裏?
敦賀原発の活断層は学生にでもわかるようなものらしい。真上になくても、200メートルしか離れていないところで、大地震が起きたらどうなるか、11月に万里の長城に雪が降るよりも危ないことは、小学生にでもわかることである。
それを震災後1年9ヶ月も立たなければ、規制庁、委員会が出来てからすぐに指摘できなかったということは一体どういうことなのか。保安院、安全委員会、規制庁の怠慢以外の何ものでもない。
万里の長城に雪が降ることを想定しなかった旅行会社はあっけなく廃業に追いやられたが、活断層の真横で平然と原発を動かし続けてきた電力会社は偉そうに、堂々と公開質問状を提出し、不服を申し立てるのが、この国の偽らざる現実である。
金子勝氏の指摘によれば、敦賀原発の、日本原子力発電へは、各電力会社が、電力も買っていないのに、我々の電気料金から、1300億円以上もの基本料金を支払っているのだと言う。危ない原発を平気で稼働させる、企業モラルのかけらもない電力会社のために、消費者は、知らぬ間に高い電気料金を支払わされていたということである。馬鹿も休み休みにしてもらいたいものだ。
ただし、今この時期に敦賀原発の廃炉話に、何か胡散臭さを感じるのは薔薇っ子だけだろうか。
保安院(今の規制庁)や原子力ムラは、関電などの大きな電力会社を守るための、とかげの尻尾切りで、日本原電だけを切り捨て、いかにも規制庁は「原発推進に加担しているわけではない」というジェスチャーを国民に示してみせたとも言えなくはない。選挙前のこの時期にあえてそれをして、民主党政権の実績と見せることで、霞が関官僚たちは、彼等が最も忌避する脱原発、脱官僚政治を唱える第3極への投票の流れを食い止めることができるのである。
しかしそれだけでは筋書きが幼稚すぎる。
規制委員会には、電力会社に廃炉を命ずる法的権利はない。
すなわち、早急に法改正をしない限り、電力会社がNoと言い続ければ、どんな原発であっても廃炉にできないのである。
つまり、規制委員会は、「一応やっていますよ」 という実効性のないジェスチャーだけを国民に示しておき、国民が脱原発・脱官僚を主張する政党に流れないようにするとともに、選挙の結果、原発を推進する右傾化した連立政権が実権を握ることになれば、占め子の兎で、「廃炉のための法改正などとんでもない」と多数決で一蹴され、ゾンビ企業はしぶとく延命を図ることができる。
メディアはこれまでどおり大企業や霞が関や政権与党の顔色伺いを立てて、原発問題を不可視化させ続け、ひたすら問題が風化するのを待ち続ける。その一方で、電力不足や、日本経済の空洞化、電力の安定供給などを理由に、なし崩し的に全国の原発をドミノ倒しのように再稼働させるといった原子力ムラ起死回生のシナリオが密かに用意されている可能性を誰が否定できるだろうか。
以下、敦賀原発活断層関連ニュースと金子勝氏のツィッターを転載する。
世論調査は自公両党で300議席超す勢い、維新も50議席を窺うという。原発事故をもたらした責任者たちの政権復帰で逆戻り。無責任社会も極まれり。いよいよ憲法「改正」で集団的自衛権や国防軍創設?多くの人は何を選んでいるのか分からないのかも。 http://goo.gl/In7wf
2012年12月11日 - 18:07
ゾンビ企業の日本原子力発電に、電力を一切買っていないのに、東電は460億円、関電は340億円、中部電力は300億円、北陸電力は210億円、東北電力は110億円の基本料金を支払っています。みな我々の電力料金からです。いつまで我々の負担でゾンビ企業を支え続けるつもりでしょうか。
2012年12月11日 - 18:06
日本原子力発電が、敦賀原発下の破砕帯に関する原子力規制委員会の活断層判断に質問状を提出した。茶番劇です。敦賀原発廃炉に伴う廃炉によって日本原電は経営が危なくなり、東海第2原発も廃炉となれば、日本原電の債務超過は必至になるからです。
2012年12月11日 - 18:05 ·
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012121201012
追加調査計画を提出へ=敦賀原発断層問題-日本原電
日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)の断層について、原子力規制委員会の専門家評価会合が「活断層の可能性が高い」と判断したことを受け、日本原電は12日、問題となっている「D-1破砕帯」付近の追加調査計画を今月後半にも規制委に提出する方針を明らかにした。
同社は評価会合の見解に対し、「科学的根拠を含めた十分な説明がなされていない」として公開質問状を提出。評価会合がまとめる報告書の中で詳しい回答を示すよう求めた上で、追加調査の結果を含めたデータに基づいて判断するよう改めて要望した。(2012/12/12-20:19)
同社は評価会合の見解に対し、「科学的根拠を含めた十分な説明がなされていない」として公開質問状を提出。評価会合がまとめる報告書の中で詳しい回答を示すよう求めた上で、追加調査の結果を含めたデータに基づいて判断するよう改めて要望した。(2012/12/12-20:19)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121210/dst12121022490026-n1.htm
わずか2時間…初日会合だけで結論 規制庁担当者「予想外」
2012.12.10 22:46
評価会合は11日にも予定されていたが、わずか2時間の初日の会合だけで結論が出された。会合後に行われた記者会見では、早急な結論に疑問を投げかける質問も出た。
「私は結論が早いとは思わない。日にちは関係ない」。調査団の座長役で、原子力規制委員会の島崎邦彦委員長代理は、そう断言した。ただ、会見では回答に窮する場面も。
現地調査団は敦賀原発の活断層調査について結論を出したが、原電はまだ現地調査の途中。特に、1号機の直下を通る「D-5」「D-6」の両破砕帯の問題は、まだ解決されていないからだ。
今回の結論で、2号機は再稼働を認めないという結論になる可能性が高いが、1号機については全く議論ができていない。1号機の判断について会見で質問が及ぶと、島崎委員長代理も「原電が調査するならそれで結構。われわれも必要というなら調査はやぶさかでない」と明言は避けた。
煮え切らない状況に、会見後には事務局の原子力規制庁の担当者に記者が殺到。しかし、「私も(1日で決まるとは)予想外なので…」と足早に会見室を出ていった。
http://mainichi.jp/feature/maisho/news/20121212kei00s00s012000c.html
ニュース交差点:エネルギー 敦賀原発、直下に活断層 廃炉の可能性高まる
毎日小学生新聞 2012年12月12日
http://www.asahi.com/politics/update/1212/TKY201212120388.html
2012年12月12日12時58分
「敦賀原発、原子炉直下に活断層」報告 規制委定例会
原子力規制委員会は12日、定例会を開き、日本原子力発電敦賀原発(福井県)の原子炉建屋直下の断層が活断層の可能性が高いと有識者会合が判断したとの報告を受けた。近く提出される報告書をふまえ、規制委は再稼働のための安全審査をしないと判断する見通し。国の規定は活断層の真上に原子炉建屋などを建てることを認めていない。敦賀原発は再稼働できずに廃炉になる可能性が高い。
2012年12月9日日曜日
東電は一切お咎めなし、崩落事故の道路会社は業務上過失致死傷ですか?
世の中、おかしいと思うことが多すぎる。先週中央道で痛ましいトンネル崩落事故があった。事故直後、警察は中央道を管理する道路管理会社の本社などを、業務上過失致死傷の疑いで、家宅捜索し、安全管理や点検状況に問題がなかったか、すぐに捜査を始めた
http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/12/07/packin-2_2012dec1/#more-4700

◆愛川
まああの小出先生のお話を聞いていると、よくこの頃ね、もう選挙ももうすぐ始まりますが、なんかこうちゃんと原子力安全委員会みたいなところが大丈夫、で、やるだけのことをやって安全性を確保出来たら。
確保出来るって言っちゃうんですからね、政治家って人は。
そしたらそれは運転してもいいんじゃないかってこと言ってますね。
小出先生から見て、これは福島でここはもう完全に使いものになんないけど、あと51基ぐらい、今1基しか動いてないんですけどね、
これも強引に動かしたみたいですけども、大飯を(2基ですね)。
これで、ほかは今止まっているんだけど順を追って動かしたいらしいんですよ。
そのときにそういう人たちがまずまずの安全性を確認したと言うことを言うらしいんですけど、こういう話を聞いてて、小出さんがまあ原子力の学者としてこう見てらしてどう思いますか?
もちろん思います。
え〜どこか町のですね小ちゃな工場が例えばなんか事故を起こして、毒物をどこかに流したというようなことになれば、すぐに警察が踏み込んでそこの人たちを逮捕して、刑事罰でも何でも加えると私は思いますけれども、今この福島の事故が起きて、猛烈な放射能が東北地方、関東地方の広大なところに降り注いで、人々を苦しめている。それでも誰も処罰されないんですね。
東京電力の会長、社長、これまで原子力を進めてきた原子力委員会、原子力安全委員会、政府の人たち、誰一人として処罰もされないと、たいへん不思議なことだとそれだけでも思いますし、その人たちが未だに原子力の実権を握っていて、相変わらず安全性を確認したら動かしますと言っているわけで、私の常識からすれば到底信じられないことが起きています。
私はもちろん原子力の専門家として、自分の知り得たことを皆さんにお伝えするというのは私の仕事だと思っていますので、今日もこうやって愛川さんに呼んで頂いてたいへんありがといことだと思っています。
ただし、日本の報道全体で言えば、この場所が非常に特殊なのであって、ジャーナリズム全体は、これまでも国家、あるいは経済界、大きな企業と一体になって、え〜原子力を進めるということもやってきたわけですし、原子力の持っている危険性なんてものは、一切報道しない。
大丈夫なんだ、いいもんだと、いうことでしか来なかったわけで、私はたいへんこれまでもイライラするというか悲しい思いできましたし、え〜、これからもきっとそうなんだろうなと半ば、半分諦めています。
ただ、原子炉ってのは、その、僕らが便利になっちゃっているクルマだとか汽車だとかなんだとかは、事故があって、その事故があって、そこは綺麗に片付いて、犠牲者は出ますけど、そこで終わるんですね、一応。
コイツばっかりは終わりがないですね、これは。
もちろん安全性に問題性があるからこそ原子力発電所だけは東京に建てなかったんですね。
まあ石原さんが東京に建てろとおっしゃってるけれど、是非建てて欲しいと私は思います。
この事故に関して、一部のメディアは、60~70年代に高速道路やインフラ整備が軒並みに行われたが、原発同様経済効率ばかりを優先し、安全管理を怠ってきたことに大変大きな問題があると指摘した。しかし、テレビに登場するコメンテーターや専門家の中で、フクイチの原発震災発生から、1年9ヶ月もたっているのに、東電には全く捜査の手が及ばないことに疑問を呈する人間は誰一人いない。
万里の長城で観光客が死亡したが、その旅行の主催をした会社は、安全確保が不十分だった可能性が厳しく問われ、廃業においやられ、観光庁が同社を立ち入り検査するに至った。
地元の人達も、11月の始めにこんな時期に大雪が降るなど全く予想していなかったとの言葉を残していた。雪がふらなくても、最悪の想定をして備えるのが危機管理であり、それを怠ると企業は厳しい責を受けるのが当然だと思っていた。
しかし、なぜか不思議なことに、東電だけは、専門家のあらゆる助言やデータをすべて無視し続け、その結果大惨事を招いたにも関わらず、一切なんのお咎めもないのである。多くの政治家が、選挙のためだけに、あれこれいろいろ実効性もない大きなことを公約なさっておられるが、これだけ大きな人災を引き起こした「電力会社の怠慢については、一切お目こぼし」というような、不平等限りない日本の司法制度はおかしい。「私はこれにメスを入れ、社会正義を実現したい」と当たり前のことをきちんと宣言できる、勇気のある政治家は日本には、どこにもいないようである。
申しわけのように、昨日の時事通信のニュースで初めて、東電幹部らが、検察当局が、今年の夏市民団体などの刑事告発を受理した検察当局が、東電幹部らは任意で事情聴取していることを明らかにした。しかし裏をかえせば、これはもし市民団体などが告訴・告発しなければ、検察は東電に対して、証拠隠滅のための有り余る時間を与え、全くのお咎めなしで、事故後1年9ヶ月にもなるのに、自主的に家宅捜索どころか、任意の事情聴取すら自主的に行おうとしなかったということである。
中小企業が安全管理を怠ればぎゅうぎゅう油を絞られ、大企業が大罪を犯せばみんな目を瞑るーーこんなことをしていて、日本は法治国家などといえるだろうか。
崩落事故だの、選挙だの、歌舞伎役者の逝去関連ニュースが2日も3日も大きく報じられ、フクイチはまるで収束したかのように、各社ほとんど報じられなくなった。今、それを正面から報じているのは、朝日ニュースターで原発関連番組の司会をしていた愛川欣也のパックインニュースぐらいのものかもしれない。以下は、「原発事故1年9ヶ月を小出さんに聞く」の後半部を転載する。
これを見れば、今もなお収束からは程遠いフクイチ原発大災害の責任の所在がどこにあるかは自明である。
フクイチの原発災害の責任の所在を追求することは、法治国家としての日本の責務であり、国際社会の中で、日本が信頼を取り戻すためには、原子力ムラの責任を徹底的に追求すべきであり、小手先のメディア操作で、これをごまかしたり、風化させたりすべきではない。
崩落事故だの、選挙だの、歌舞伎役者の逝去関連ニュースが2日も3日も大きく報じられ、フクイチはまるで収束したかのように、各社ほとんど報じられなくなった。今、それを正面から報じているのは、朝日ニュースターで原発関連番組の司会をしていた愛川欣也のパックインニュースぐらいのものかもしれない。以下は、「原発事故1年9ヶ月を小出さんに聞く」の後半部を転載する。
これを見れば、今もなお収束からは程遠いフクイチ原発大災害の責任の所在がどこにあるかは自明である。
フクイチの原発災害の責任の所在を追求することは、法治国家としての日本の責務であり、国際社会の中で、日本が信頼を取り戻すためには、原子力ムラの責任を徹底的に追求すべきであり、小手先のメディア操作で、これをごまかしたり、風化させたりすべきではない。
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2012120800268
東電幹部を任意聴取=政府関係者も広範囲に-原発事故捜査・検察当局
東京電力福島第1原発事故をめぐり、業務上過失致死傷容疑などの刑事告発を受理した検察当局が、東電幹部ら告発対象者を含む関係者を広範囲に任意で事情聴取していることが8日、分かった。地震や津波の予測や、事故を防ぐ対策が可能だったかについて、認識を確認するなどしたとみられる。
検察当局はこれまで、東電や政府の関係者、国会議員ら100人を超える主要な事情聴取対象者をリストアップし、うち約50人について既に聴取した。早ければ来年春にも刑事処分する方向で捜査を本格化させている。
東京、福島両地検は8月、東電幹部らが地震や津波への対策を怠り、周辺住民に傷害を負わせたなどとする告発を受理し、捜査を開始した。
関係者によると、検察当局は約20人の専従体制を敷き、東電や旧原子力安全委員会、旧原子力安全・保安院、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)を所管する文部科学省の担当者らの聴取を進めてきた。
検察当局は、事故を誘発する地震・津波の発生が予測できたかを捜査の焦点と捉えている。東電は大地震時に発生する津波を最大15メートル超と試算していたが、5.7メートルまでの対策しか取っておらず、こうした試算の位置付けや、試算を受けた津波対策などについて、当時の幹部らから事情を聴いたとみられる。
検察当局は既に、原発敷地内に立ち入って事故現場も確認。事故と被害との因果関係を探るため、被災者からも説明を受けたもようだ。
業過致死傷容疑などの捜査では、予見可能性に加え、被ばくを傷害と認められるかどうかなど課題が多く、立証には困難が予想される。(2012/12/09-02:31)
東京、福島両地検は8月、東電幹部らが地震や津波への対策を怠り、周辺住民に傷害を負わせたなどとする告発を受理し、捜査を開始した。
関係者によると、検察当局は約20人の専従体制を敷き、東電や旧原子力安全委員会、旧原子力安全・保安院、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)を所管する文部科学省の担当者らの聴取を進めてきた。
検察当局は、事故を誘発する地震・津波の発生が予測できたかを捜査の焦点と捉えている。東電は大地震時に発生する津波を最大15メートル超と試算していたが、5.7メートルまでの対策しか取っておらず、こうした試算の位置付けや、試算を受けた津波対策などについて、当時の幹部らから事情を聴いたとみられる。
検察当局は既に、原発敷地内に立ち入って事故現場も確認。事故と被害との因果関係を探るため、被災者からも説明を受けたもようだ。
業過致死傷容疑などの捜査では、予見可能性に加え、被ばくを傷害と認められるかどうかなど課題が多く、立証には困難が予想される。(2012/12/09-02:31)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120801/crm12080120320020-n1.htm
原発事故の刑事責任問う告訴・告発を初受理 検察当局
2012.8.1 20:31
東京電力福島第1原発事故をめぐり国や東電に刑事責任があるとして、市民団体などが業務上過失致死傷罪や原子炉等規制法違反罪などで提出していた告訴・告発について、東京、福島、金沢の各地検は1日、受理した。全国の地検には事故関連で20件以上の告訴・告発が出されているが、受理されたのは初めて。
東京地検が受理したのは東電幹部や原子力安全委員会委員ら計十数人への告発3件。告発状などによると関係者らは昨年3月の事故時、原発の安全対策や注意義務を怠ったため放射能漏れなどの被害を拡大させ、周辺住民らを多数被(ひ)曝(ばく)させたなどとしている。
福島地検の受理分は東電幹部ら33人が対象で、福島県民約1300人が告訴・告発人。
検察当局は事故調査への影響を考え受理を保留していたが、政府事故調が最終報告をまとめたため捜査が可能になったと判断した。
12月1日 「原発事故1年9ヶ月を小出さんに聞く」 後半文字起こし(kinkin.tv 愛川欽也パックインニュース)

2012年12月1日、kinkin.tv 愛川欽也「パックインニュース」の小出さん出演部分を文字起こししました。
前半と後半に分けて文字起こししています。今回は後半です。
▼出演者
司会:愛川欽也
ゲスト・小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)
山田厚史(ジャーナリスト)
樋口恵子(評論家)
内田 誠(ジャーナリスト)
升味佐江子(弁護士)
横尾和博(社会評論家)
司会:愛川欽也
ゲスト・小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)
山田厚史(ジャーナリスト)
樋口恵子(評論家)
内田 誠(ジャーナリスト)
升味佐江子(弁護士)
横尾和博(社会評論家)
▼文字起こしは以下。

◆愛川
まああの小出先生のお話を聞いていると、よくこの頃ね、もう選挙ももうすぐ始まりますが、なんかこうちゃんと原子力安全委員会みたいなところが大丈夫、で、やるだけのことをやって安全性を確保出来たら。
確保出来るって言っちゃうんですからね、政治家って人は。
そしたらそれは運転してもいいんじゃないかってこと言ってますね。
小出先生から見て、これは福島でここはもう完全に使いものになんないけど、あと51基ぐらい、今1基しか動いてないんですけどね、
これも強引に動かしたみたいですけども、大飯を(2基ですね)。
これで、ほかは今止まっているんだけど順を追って動かしたいらしいんですよ。
そのときにそういう人たちがまずまずの安全性を確認したと言うことを言うらしいんですけど、こういう話を聞いてて、小出さんがまあ原子力の学者としてこう見てらしてどう思いますか?
◆小出
この福島の原子力発電所も彼らは安全性を確認したと言って動かした!そうです。
東京電力も安全だと言ったし、国もその東京電力の言っている主張を調べて、ちゃんと安全性を確認したと言って許可を出した原子炉が今こういう状態になっている、のです。
それとそういう許可を出した人たちと同じ人たち、私は原子力ムラという言葉で読んできましたけれども、そのムラというものがまったく無傷のまま生き延びていまして、まあ組織はだいぶ名前が変わったりして、今は原子力規制庁、原子力規制委員会とかなっていますけれども、やってる人はみんな一緒なんですね。その人たちがまた安全性を確認して動かすというようなことを言ってるわけですけれども、皆さん、ちゃんと事実をまずは見てくださいと私はお願いしたいと思います。
この福島の原子力発電所も彼らは安全性を確認したと言って動かした!そうです。
東京電力も安全だと言ったし、国もその東京電力の言っている主張を調べて、ちゃんと安全性を確認したと言って許可を出した原子炉が今こういう状態になっている、のです。
それとそういう許可を出した人たちと同じ人たち、私は原子力ムラという言葉で読んできましたけれども、そのムラというものがまったく無傷のまま生き延びていまして、まあ組織はだいぶ名前が変わったりして、今は原子力規制庁、原子力規制委員会とかなっていますけれども、やってる人はみんな一緒なんですね。その人たちがまた安全性を確認して動かすというようなことを言ってるわけですけれども、皆さん、ちゃんと事実をまずは見てくださいと私はお願いしたいと思います。
◆山田
でも、先ほどの使用済み燃料の問題なんですけども、例えば4号機っていうのは今非常に不安定な状況で、まあその柱が付いて大丈夫だと言っているけれども、グラッと来たら分かんないですよね。
で、ちょうど3.11の後、あの年末かなんかにあのディスクローズされたんですけれども、あの時に一番大変なことが起きるのだったら首都圏の3〜4千万人がみんな避難しなきゃなんないんだっていう状況があったんだっていうことを12月頃になってこう表に出てきたんですけどね、今はそういう状況になるっていうことは絶対もうないような安全になっているんですか?
さっき伺ったらあのガラガラと使用済み燃料が落っこっちゃったらですね、相当なことが起きるんじゃないかと思うんですけど、その辺はどうなんでしょうか?
でも、先ほどの使用済み燃料の問題なんですけども、例えば4号機っていうのは今非常に不安定な状況で、まあその柱が付いて大丈夫だと言っているけれども、グラッと来たら分かんないですよね。
で、ちょうど3.11の後、あの年末かなんかにあのディスクローズされたんですけれども、あの時に一番大変なことが起きるのだったら首都圏の3〜4千万人がみんな避難しなきゃなんないんだっていう状況があったんだっていうことを12月頃になってこう表に出てきたんですけどね、今はそういう状況になるっていうことは絶対もうないような安全になっているんですか?
さっき伺ったらあのガラガラと使用済み燃料が落っこっちゃったらですね、相当なことが起きるんじゃないかと思うんですけど、その辺はどうなんでしょうか?
◆小出
もちろん起きるのです。
ですから去年の事故の直後に、え〜原子力を進めてきた人たちも4号機の使用済み燃料プールが倒壊するようなことになったら大変だということに気が付いて、すぐに評価をしているのですね。
原子力委員会の近藤駿介さんという委員長を中心として評価をして、もし4号機の使用済み燃料プールが倒壊するようなことになれば、燃料がまたそこで溶けて、膨大な放射性物質が吹き出してきて、東京を含めてもう避難をせざるを得なくなるという、そういう報告を彼らが作ったのです。
その状況は今でもまったく変わっていませんので、もしそこにある使用済み燃料プールが今でも毎日あるような余震、次に大きな余震が来て崩れ落ちるようなことになればもちろんその可能性はあるのです。
ただし、運なのです。
要するに放射能が吹き出して来てしまえば、後は風に乗って流れるだけなので、風が太平洋に向かって流れて行ってくれれば東京は助かるかもしれないし、北風が吹いていれば東京はやられるということになります。
もちろん起きるのです。
ですから去年の事故の直後に、え〜原子力を進めてきた人たちも4号機の使用済み燃料プールが倒壊するようなことになったら大変だということに気が付いて、すぐに評価をしているのですね。
原子力委員会の近藤駿介さんという委員長を中心として評価をして、もし4号機の使用済み燃料プールが倒壊するようなことになれば、燃料がまたそこで溶けて、膨大な放射性物質が吹き出してきて、東京を含めてもう避難をせざるを得なくなるという、そういう報告を彼らが作ったのです。
その状況は今でもまったく変わっていませんので、もしそこにある使用済み燃料プールが今でも毎日あるような余震、次に大きな余震が来て崩れ落ちるようなことになればもちろんその可能性はあるのです。
ただし、運なのです。
要するに放射能が吹き出して来てしまえば、後は風に乗って流れるだけなので、風が太平洋に向かって流れて行ってくれれば東京は助かるかもしれないし、北風が吹いていれば東京はやられるということになります。
◆樋口
その風に乗って流れて行って、それで実はあのう原発の恩恵なんか何にも被ってなかった福島県の飯館村なんてところがほとんど全村帰れないような状況でいますね。
あれいったいいつになったら本当に帰れると思って希望を持っていいんでしょうか?
その風に乗って流れて行って、それで実はあのう原発の恩恵なんか何にも被ってなかった福島県の飯館村なんてところがほとんど全村帰れないような状況でいますね。あれいったいいつになったら本当に帰れると思って希望を持っていいんでしょうか?
◆小出
え〜、帰れません。
え〜、帰れません。
◆樋口
帰れませんですか?
帰れませんですか?
◆小出
はい。
え〜、今、日本の政府、あるいは原子力をこれまで進めてきた人、そしてこれからも進めようとしている人たちは、除染をすれば帰れるというようなことを言って人々に幻想を持たせているのですが、飯館村を含めて猛烈な汚染は今しています。
日本は法治国家と言われて来ましたが、その法治国家である日本がもし自分が作った法律を守ろうとするのであれば、放射線の管理区域という場所に指定して、私のような極々特殊な人間しか入ってはいけない、でもその私のような特殊な人間が入っても水すら飲んでもいけないというそういう場所に指定しなければいけないほどの汚染、それの10倍汚染しているんです、飯館村などは。
え〜到底帰れないと私は思いますし、たいへんお気の毒で私は言うのも辛いですけども、やはり帰れないということをしっかりと国として伝えて、早く飯館村が再建出来る、その場所ではない、残念ながらその場所ではないけれども、コミュニティごとどこかに移動して、そこで新たな飯館村を作るというそういう作業を早く始めるべきだと私は思います。
はい。
え〜、今、日本の政府、あるいは原子力をこれまで進めてきた人、そしてこれからも進めようとしている人たちは、除染をすれば帰れるというようなことを言って人々に幻想を持たせているのですが、飯館村を含めて猛烈な汚染は今しています。
日本は法治国家と言われて来ましたが、その法治国家である日本がもし自分が作った法律を守ろうとするのであれば、放射線の管理区域という場所に指定して、私のような極々特殊な人間しか入ってはいけない、でもその私のような特殊な人間が入っても水すら飲んでもいけないというそういう場所に指定しなければいけないほどの汚染、それの10倍汚染しているんです、飯館村などは。
え〜到底帰れないと私は思いますし、たいへんお気の毒で私は言うのも辛いですけども、やはり帰れないということをしっかりと国として伝えて、早く飯館村が再建出来る、その場所ではない、残念ながらその場所ではないけれども、コミュニティごとどこかに移動して、そこで新たな飯館村を作るというそういう作業を早く始めるべきだと私は思います。
◆愛川
このね、そんな危険な原発がまだあちこちにあって、おっしゃった通り風の吹くままみたいで風が太平洋に向かって吹けば東京は大丈夫だっていうような、偶然のなんかことを頼りに原発をあっちこっちでこれから動かしていくと、その今の原子力規制安全委員会、ここがOKとしたならばということを言ってるし、私たちの頭の中でもとりあえず俺んとこは大丈夫なんだということを言ってるんですね。
こういうことを言ってる人たちに対して、小出さんはとんでもない奴だと思いませんか?
◆小出このね、そんな危険な原発がまだあちこちにあって、おっしゃった通り風の吹くままみたいで風が太平洋に向かって吹けば東京は大丈夫だっていうような、偶然のなんかことを頼りに原発をあっちこっちでこれから動かしていくと、その今の原子力規制安全委員会、ここがOKとしたならばということを言ってるし、私たちの頭の中でもとりあえず俺んとこは大丈夫なんだということを言ってるんですね。
こういうことを言ってる人たちに対して、小出さんはとんでもない奴だと思いませんか?
もちろん思います。
え〜どこか町のですね小ちゃな工場が例えばなんか事故を起こして、毒物をどこかに流したというようなことになれば、すぐに警察が踏み込んでそこの人たちを逮捕して、刑事罰でも何でも加えると私は思いますけれども、今この福島の事故が起きて、猛烈な放射能が東北地方、関東地方の広大なところに降り注いで、人々を苦しめている。それでも誰も処罰されないんですね。
東京電力の会長、社長、これまで原子力を進めてきた原子力委員会、原子力安全委員会、政府の人たち、誰一人として処罰もされないと、たいへん不思議なことだとそれだけでも思いますし、その人たちが未だに原子力の実権を握っていて、相変わらず安全性を確認したら動かしますと言っているわけで、私の常識からすれば到底信じられないことが起きています。
◆内田
ちょっと戻るようで申し訳ないんで二つお聞きしたいんですけど、あの〜4号機の使用済み燃料プールがもし崩壊した場合ですね、1号機から3号機は今注水循環冷却なるもので溶けたメルトダウンしたものを冷やして、また水を回収するということをやってますよね。
これがいったいどうなるかっていうことと、もう一つはさっき石棺というものをおっしゃいましたけど石棺を作るという方針ではないですよね、今のところ。
それから地下ダムの問題もあって、実際抑えるという正しい方向に今の日本政府は向かっているかどうかということについていかがですか?
ちょっと戻るようで申し訳ないんで二つお聞きしたいんですけど、あの〜4号機の使用済み燃料プールがもし崩壊した場合ですね、1号機から3号機は今注水循環冷却なるもので溶けたメルトダウンしたものを冷やして、また水を回収するということをやってますよね。これがいったいどうなるかっていうことと、もう一つはさっき石棺というものをおっしゃいましたけど石棺を作るという方針ではないですよね、今のところ。
それから地下ダムの問題もあって、実際抑えるという正しい方向に今の日本政府は向かっているかどうかということについていかがですか?
◆小出
え〜4号機の使用済み燃料プールが倒壊したときに、実際どんなことが起きるかということは、なかなか正確に予測できないです。
でも、本当に使用済み燃料の中に含まれている放射性物質が全量出てくるようなことになれば、もうもちろん福島原発の中に、敷地の中に人が止まることはできませんから、全員が撤退すると。
つまり1号機から3号機で今事故収束というか、なんとか放射能が出てくることを食い止めようとしている作業すらを全て放棄するしかないと思います。
もうそうなれば放射能が出るに任せるということになってしまうと思います。
それから石棺のことに関しては、え〜現在政府あるいは東京電力が描いているやりかたというのは、私が先ほど石棺を作るだろうと言ったこととはちょっと違うのです。
そのやりかたというのは、まずは使用済み燃料プールの中の使用済みの燃料は、とにかく安全な場所に移そうというのは私といっしょです。
たぶんそのために10年あるいは20年かかると私は思います。
そのあとで彼らは、溶け落ちてしまった炉心をまたつかみ出したいと言っているのです。
でも、私はたぶんそれはできないと思います。
それをやろうとするとまた猛烈な被ばくになってしまいますし、たぶんできない。
できない以上は私は石棺を作るしかないと思っているわけですし、今内田さんおっしゃってくださったように地下に遮水壁というものを張り巡らせて、地下水と接触しないようなこともやらなければいけないと思います。
でもまあ政府のほうがそうではなくて、とにかく全部つかみ出すというのが政府の計画でそれをもし本当にやることになれば、20年、30年あるいは40年、もっと長い時間が結局かかっていくだろうと思います。
え〜4号機の使用済み燃料プールが倒壊したときに、実際どんなことが起きるかということは、なかなか正確に予測できないです。
でも、本当に使用済み燃料の中に含まれている放射性物質が全量出てくるようなことになれば、もうもちろん福島原発の中に、敷地の中に人が止まることはできませんから、全員が撤退すると。
つまり1号機から3号機で今事故収束というか、なんとか放射能が出てくることを食い止めようとしている作業すらを全て放棄するしかないと思います。
もうそうなれば放射能が出るに任せるということになってしまうと思います。
それから石棺のことに関しては、え〜現在政府あるいは東京電力が描いているやりかたというのは、私が先ほど石棺を作るだろうと言ったこととはちょっと違うのです。
そのやりかたというのは、まずは使用済み燃料プールの中の使用済みの燃料は、とにかく安全な場所に移そうというのは私といっしょです。
たぶんそのために10年あるいは20年かかると私は思います。
そのあとで彼らは、溶け落ちてしまった炉心をまたつかみ出したいと言っているのです。
でも、私はたぶんそれはできないと思います。
それをやろうとするとまた猛烈な被ばくになってしまいますし、たぶんできない。
できない以上は私は石棺を作るしかないと思っているわけですし、今内田さんおっしゃってくださったように地下に遮水壁というものを張り巡らせて、地下水と接触しないようなこともやらなければいけないと思います。
でもまあ政府のほうがそうではなくて、とにかく全部つかみ出すというのが政府の計画でそれをもし本当にやることになれば、20年、30年あるいは40年、もっと長い時間が結局かかっていくだろうと思います。
◆愛川
じゃそのつかみ出して今小出さんもどこか安全なところにそれをって、その安全なところってどこですか?
じゃそのつかみ出して今小出さんもどこか安全なところにそれをって、その安全なところってどこですか?
◆小出
ないんですね。
少なくても、でも、そこの使用済み燃料プール4号機のは、もう建物地震が崩れようとしているのですから、まずそこからは出さなくてはいけないということになっているわけですね。
手前の右下のほうにあるのが、共用の使用済み燃料プールという建屋なんですが、そこには今あのう建屋自身倒壊していないし、まだ少し健全な形のプールがありますので、そこに多分まずは移すことになると思います。
でも、最終的にこれから何十年、何百年、毒性が消えるまで100万年という毒物ですので、本当にどうすることが安全なのか、それすらが分からないということです。
ないんですね。
少なくても、でも、そこの使用済み燃料プール4号機のは、もう建物地震が崩れようとしているのですから、まずそこからは出さなくてはいけないということになっているわけですね。
手前の右下のほうにあるのが、共用の使用済み燃料プールという建屋なんですが、そこには今あのう建屋自身倒壊していないし、まだ少し健全な形のプールがありますので、そこに多分まずは移すことになると思います。
でも、最終的にこれから何十年、何百年、毒性が消えるまで100万年という毒物ですので、本当にどうすることが安全なのか、それすらが分からないということです。
◆愛川
よく言うのがね、つまりまあ日本はこうやって止めてもいいけど、よその国はどんどん作っているじゃないかと。
で、そういうことなんだからこっちも造っていないとということを言う人たちは、ここに一体安全の根拠はどこ行っちゃったのかと僕なんかは見ていると思います。
だけど、普通の人はそういうことなんだよねでそこで終わっちゃうんですね。
そういうところで終わっちゃうところを見て、小出さんから見ててやっぱ僕らはメディアから教わるわけですね。
日本の、こういうこと言っちゃなんだけど新聞とかテレビとか見てて、あのイライラしませんか?
よく言うのがね、つまりまあ日本はこうやって止めてもいいけど、よその国はどんどん作っているじゃないかと。
で、そういうことなんだからこっちも造っていないとということを言う人たちは、ここに一体安全の根拠はどこ行っちゃったのかと僕なんかは見ていると思います。
だけど、普通の人はそういうことなんだよねでそこで終わっちゃうんですね。
そういうところで終わっちゃうところを見て、小出さんから見ててやっぱ僕らはメディアから教わるわけですね。
日本の、こういうこと言っちゃなんだけど新聞とかテレビとか見てて、あのイライラしませんか?
◆小出
んふっ…。
んふっ…。
◆愛川
ごめんなさいね。
ごめんなさいね。
◆小出
たいへんイライラします。
たいへんイライラします。
◆愛川
あのね、僕もね、つくづく思うんですよ。
我々の知恵なんて本当にタカが知れているんで、小出さんにお話を聞いて、もう〜ですから1年ぐらいですかね、あのう前に来てもらって。
で、その時から小出さんは、その前に来た時も大体同じ様な話しを聞かせてもらったんだけど、つまりこれをどういう風にして私たちは、これをなくすのは、それはまあ、毎週金曜日には首相官邸の周りをね、大勢の人たちが行進して、そういう意思表示はしているけれども、近頃新聞にも写真も載らなくなっちゃったけど、そういうのが実際にしかし本当に怖いんだぞっていうことを、今まで安全で安くて怖くなくて、もう一回、プルサーマルなんてもう一回使えるって、いつまでも使える燃料だなんて滅多にないよということで騙され続けた私たちが、この〜目を覚ますには、小出さんはそういう仕事をしていらっしゃらないんだけど、どうしたらいいと思いますかね?
しょっちゅう小出さんにきてもらうしかないかな。
◆小出あのね、僕もね、つくづく思うんですよ。
我々の知恵なんて本当にタカが知れているんで、小出さんにお話を聞いて、もう〜ですから1年ぐらいですかね、あのう前に来てもらって。
で、その時から小出さんは、その前に来た時も大体同じ様な話しを聞かせてもらったんだけど、つまりこれをどういう風にして私たちは、これをなくすのは、それはまあ、毎週金曜日には首相官邸の周りをね、大勢の人たちが行進して、そういう意思表示はしているけれども、近頃新聞にも写真も載らなくなっちゃったけど、そういうのが実際にしかし本当に怖いんだぞっていうことを、今まで安全で安くて怖くなくて、もう一回、プルサーマルなんてもう一回使えるって、いつまでも使える燃料だなんて滅多にないよということで騙され続けた私たちが、この〜目を覚ますには、小出さんはそういう仕事をしていらっしゃらないんだけど、どうしたらいいと思いますかね?
しょっちゅう小出さんにきてもらうしかないかな。
私はもちろん原子力の専門家として、自分の知り得たことを皆さんにお伝えするというのは私の仕事だと思っていますので、今日もこうやって愛川さんに呼んで頂いてたいへんありがといことだと思っています。
ただし、日本の報道全体で言えば、この場所が非常に特殊なのであって、ジャーナリズム全体は、これまでも国家、あるいは経済界、大きな企業と一体になって、え〜原子力を進めるということもやってきたわけですし、原子力の持っている危険性なんてものは、一切報道しない。
大丈夫なんだ、いいもんだと、いうことでしか来なかったわけで、私はたいへんこれまでもイライラするというか悲しい思いできましたし、え〜、これからもきっとそうなんだろうなと半ば、半分諦めています。
◆愛川
これ、こういうこと?
これ、こういうこと?
◆山田
確かにね、運次第なんですよね。
運が良ければ、本当にうま〜く渡っていければ、何もなくて取り出して20年かけて処理出来るかもわかりませんけれども、そんな保証はないですよね。
ガラガラガラときて、4号機のとこにある使用済み燃料が下に落ちただけで、もう日本は事実上もう、政治的にもパニックになるのは間違いないでしょうね。
確かにね、運次第なんですよね。
運が良ければ、本当にうま〜く渡っていければ、何もなくて取り出して20年かけて処理出来るかもわかりませんけれども、そんな保証はないですよね。
ガラガラガラときて、4号機のとこにある使用済み燃料が下に落ちただけで、もう日本は事実上もう、政治的にもパニックになるのは間違いないでしょうね。
◆小出
もちろんそうですね。
もちろんそうですね。
◆山田
そういうリスク、俺たちには隣り合わせで生活しているってことじゃないですか。
そういうリスク、俺たちには隣り合わせで生活しているってことじゃないですか。
◆小出
そうです。
未だにそうであって、事故が収束したわけでもなんでもないということはまず皆さん承知しておいて頂かなければいけません。
そして仮に崩れ落ちなかったらいいのかって言えば、そうではないのです。崩れ落ちなかったとしても、放射能は消えずにそこにある。
どこかに移さなければいけないし、それを10万年、100万年、これから閉じ込め続けなければいけないというようなものを、私たちがずうっと原子力を選択することで作って来てしまったという
そうです。
未だにそうであって、事故が収束したわけでもなんでもないということはまず皆さん承知しておいて頂かなければいけません。
そして仮に崩れ落ちなかったらいいのかって言えば、そうではないのです。崩れ落ちなかったとしても、放射能は消えずにそこにある。
どこかに移さなければいけないし、それを10万年、100万年、これから閉じ込め続けなければいけないというようなものを、私たちがずうっと原子力を選択することで作って来てしまったという
◆横尾
それは福島だけでなく、今出てる核のゴミもですよね。
それは福島だけでなく、今出てる核のゴミもですよね。
◆小出
そうです。
そうです。
◆横尾
また、ほかの原発から出たゴミも含めて地層処理としても、何万年も何十万年というリスクを負わなければいけないということですね。
また、ほかの原発から出たゴミも含めて地層処理としても、何万年も何十万年というリスクを負わなければいけないということですね。
◆小出
そうです。
これまで日本では、原子力の電気が一番安いとかこれやらないと経済が立ち行かないとか言いながら、50基を越える原子力発電所を造ってしまったわけですが、それが今日まで生み出して来た核分裂生成物は、広島原爆がバラまいた核分裂生成物の120万発分。
そうです。
これまで日本では、原子力の電気が一番安いとかこれやらないと経済が立ち行かないとか言いながら、50基を越える原子力発電所を造ってしまったわけですが、それが今日まで生み出して来た核分裂生成物は、広島原爆がバラまいた核分裂生成物の120万発分。
◆横尾
120万発分作っちゃったのか。
120万発分作っちゃったのか。
◆小出
これをこれから10万年、100万年どこかで閉じ込めなければならない。
私たちが享楽的な生活を何十年かしたかもしれませんけども、子々孫々ゴミだけを押し付けることになる。
これをこれから10万年、100万年どこかで閉じ込めなければならない。
私たちが享楽的な生活を何十年かしたかもしれませんけども、子々孫々ゴミだけを押し付けることになる。
◆愛川
それでね、これはもう地震でぶっ壊れちゃったんだけども、そうじゃない奴でも、原子炉というもうつくっちゃったやつはね、現にもうスタンバイしているわけです。
もう早く動かしたくてうずうずしている人たちがいっぱいいるんですね。
動かしたとして、その普通にね、地震も無くて、風もそよがないで、寿命っていうのもあるでしょ?
それでね、これはもう地震でぶっ壊れちゃったんだけども、そうじゃない奴でも、原子炉というもうつくっちゃったやつはね、現にもうスタンバイしているわけです。
もう早く動かしたくてうずうずしている人たちがいっぱいいるんですね。
動かしたとして、その普通にね、地震も無くて、風もそよがないで、寿命っていうのもあるでしょ?
◆小出
もちろんあります。
もちろんあります。
◆愛川
それはどのくらい?
それはどのくらい?
◆小出
元々は40年だと思ってきたんですね。
ただ要するに人類が経験したことのない機械を今動かしているわけで、本当に何年持つかわからなかった。
とりあえず40年だろうと思ってやってきたわけですが、え〜、敦賀とか美浜とかいう原子力発電所も既に42年経っているわけですね。
そこに構造物としてまだあるわけだし、機械として動きそうだから、まだこれから10年、20年動かし続けたいということで、これまできていたのです。
で、福島の事故が起きて、やはりそれはまずいだろうということで、40年を限度にしようという案も出てはきていますけれども、でも特例として、またさらに10年、20年の運転を認めてもいいというようなことまで、もうすでに言われているわけですから、寿命はもっと長くされてしまうこともあると思います。
◆愛川元々は40年だと思ってきたんですね。
ただ要するに人類が経験したことのない機械を今動かしているわけで、本当に何年持つかわからなかった。
とりあえず40年だろうと思ってやってきたわけですが、え〜、敦賀とか美浜とかいう原子力発電所も既に42年経っているわけですね。
そこに構造物としてまだあるわけだし、機械として動きそうだから、まだこれから10年、20年動かし続けたいということで、これまできていたのです。
で、福島の事故が起きて、やはりそれはまずいだろうということで、40年を限度にしようという案も出てはきていますけれども、でも特例として、またさらに10年、20年の運転を認めてもいいというようなことまで、もうすでに言われているわけですから、寿命はもっと長くされてしまうこともあると思います。
ただ、原子炉ってのは、その、僕らが便利になっちゃっているクルマだとか汽車だとかなんだとかは、事故があって、その事故があって、そこは綺麗に片付いて、犠牲者は出ますけど、そこで終わるんですね、一応。
コイツばっかりは終わりがないですね、これは。
◆小出
そうです。
これはもう事故でたまたまこんな形になってしまっていて、これから何10年何100年苦闘が続くのか、私にはわかりませんが、事故を起こさなかったとしても、もう放射能まみれになってしまった原子炉がそこに残ってしまう。
そうです。
これはもう事故でたまたまこんな形になってしまっていて、これから何10年何100年苦闘が続くのか、私にはわかりませんが、事故を起こさなかったとしても、もう放射能まみれになってしまった原子炉がそこに残ってしまう。
◆愛川
なにも言えなくなっちゃうね。
なにも言えなくなっちゃうね。
◆山田
原子炉の問題って、なんか経済性とかですね、安全保障とかそういうことで語られるんですけど、倫理的にやっぱり、相当問題な、やっぱり装置ですよね
◆小出原子炉の問題って、なんか経済性とかですね、安全保障とかそういうことで語られるんですけど、倫理的にやっぱり、相当問題な、やっぱり装置ですよね
もちろん安全性に問題性があるからこそ原子力発電所だけは東京に建てなかったんですね。
まあ石原さんが東京に建てろとおっしゃってるけれど、是非建てて欲しいと私は思います。
◆愛川
本当ですね。
だから、私たちやっぱりもう一回こんなにねあっという間に熱しやすくて冷めやすい日本人ってよく言われますけど、この原発だけはね、あのとんでもないものを皆さんが造っちゃった。
で、造っちゃったんで出来上がっちゃったものをもう本当にうまく上手に終わらせなかったらこれ大変ですね、本当にね。
本当ですね。
だから、私たちやっぱりもう一回こんなにねあっという間に熱しやすくて冷めやすい日本人ってよく言われますけど、この原発だけはね、あのとんでもないものを皆さんが造っちゃった。
で、造っちゃったんで出来上がっちゃったものをもう本当にうまく上手に終わらせなかったらこれ大変ですね、本当にね。
◆小出
まあ私たちの世代が原子力なんていうものをやってしまったわけですから、私たちの世代で何としても引導を渡したいと私は思います。
まあ私たちの世代が原子力なんていうものをやってしまったわけですから、私たちの世代で何としても引導を渡したいと私は思います。
◆横尾
あ〜分かりました。
私も頑張りますんで、印籠渡すように。
あ〜分かりました。
私も頑張りますんで、印籠渡すように。
◆小出
よろしく〜。
よろしく〜。
◆愛川
また一つ小出さん出てきてくださいますかね。
今日はありがとうございました。小出さん、ここで失礼させてもらいます。
また一つ小出さん出てきてくださいますかね。
今日はありがとうございました。小出さん、ここで失礼させてもらいます。
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2012年12月8日土曜日
Noというべき日本人:民自公と維新の基本方針は弱肉強食
「暴論だ」と集中砲火を浴びそうだが、それでもあえて言わせていただくならば、民自公(民主、自民、公明党)と維新の基本方針は、「弱肉強食、大企業を擁護し、しわ寄せは、まじめに、つましく働く小市民に」という一点に帰着する。
以下はもうお忘れかもしれないが、今からわずか半年にも満たない今年の七月に掲載された講談社の「現代ビジネス」の「電力の自由化は関電から」というウェブ記事(週刊現代に掲載されたもの)である。
これをみれば、民自公がこれまで一体何を犠牲にし、何を守ってきたかは一目瞭然である。
また維新に関しても、このときすでに脱原発を公約の目玉にして、大阪市長の地位を手中にした橋下氏が、2012年6月30日に、それまでメインの選挙公約として高々と掲げてきたはずの関電の原発再稼働反対の主張を易々と撤回したことはまだ記憶に新しい。彼が非常にセンセーショナルな形で、メディアを巧みに操り、唐突に大飯再稼働容認宣言をしたばかりに、一気に関電の大飯再稼働もやむなしという流れを作ってしまったのである。
そして今まさに、橋本氏が結託した石原慎太郎氏は、原発のフェードアウトなど間違っても是としない原発推進派なのである。既得権益を守るためならば、官僚であろうが、大企業であろうが、隣国であろうが、対立政党であろうが、進んで長いものには巻かれるし、マニフェストなどかなぐり捨てても憚らないというのが、彼らの本質なのである。
民自公や維新が過去に何をしてきたのか。
私たちは、しかと思い出し、目先にばら撒かれた美味しそうなニンジンや、政経塾の連中のもっともらしい空疎な詭弁にいつまでも惑わされることなく、投票に臨み、そんな連中に今こそはっきりとNoを突きつける必要がある。
そうしなければ、彼らは、企業モラルがみじんもない日本の電力会社をはじめとする大企業やそれに連なる組合や官僚ばかりを擁護し、その結果として、こんなブログやツィッターで一人むなしくつぶやき、声なき声を発することしかできないような無力な私たち一般納税者への負担が、今後ますます増大し、弱肉強食の度合いが一層加速することは目に見えている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33009
講談社「現代ビジネス: ドクターZは知っている」
「電力の自由化は関電から」 2012、7,15
自治体が「モノ言う」株主となったことが注目を集めている。特に騒がれたのは東京電力と関西電力のそれだろう。
東電の発行済み株式数の2.66%を保有する東京都の猪瀬直樹副知事、関電の発行済み株式数の8.92%を所有する大阪市の橋下徹市長がそれぞれの株主総会に乗り込んだことで、メディアは二人の動きを大きく報じた。
ただ、両氏が訴える内容を見ると、そこに違いがあることがよくわかる。
猪瀬氏は東電に対して、経営の透明化、設備投資の発注先決定に競争入札、関係者専用の東電病院の売却などを提案。一方の橋下氏は、速やかな原発全廃、国・自治体OBの受け入れ停止、役員報酬の個別開示、役員数の半減などを提案した。
猪瀬氏の主張は、「東電病院を一般人に開放していない」といった"個別具体的"で、マスコミが飛びつきやすいものだったが、一方で「債務超過であるので東電を法的整理せよ」という抜本的な話は出てこなかった。法的整理すれば東電の株券は"紙くず"になり、株主である東京都も痛手を食らうからだろう。
一方、橋下市長のいう「速やかな原発全廃」は、国の原発政策に依存しすぎると関電の経営問題になるという点をついたもの。株主として筋が一応通っているが、どこか主張に迫力を欠いているのは否めなかった。
事実、総会後に橋下市長は「配当を受けているのは確かだが、株主として意味があるのかどうなのかも含めて根本から考えていく」と述べ、関電株の売却も視野に検討する意向を明らかにした。少しの配当をもらって、株主総会で3分ほどの質問をしても、何も変わらないことがわかったのだろう。
今回の両株総では、「モノ言う」自治体が電力会社を法的整理や反原発に向かって大きく動かすことはできないことが浮かび上がったともいえる。ただ、まだ方策は残されている。
大阪市にススメたいのは関電株を大阪市民に売却して、市民に市民目線で関電を監視してもらえばいいということだ。
大阪市と大阪府は大阪「都」を経ていずれ関西州の一部になるだろう。そうなればエネルギーの地産地消の観点から、現在経産省が持っている関電に対する監督・規制権を関西州で手にいれる。そして、発送電分離の電力自由化を関西から行うのだ。
地方分権のいいところは、地方ごとにまったく違った政策を実行できることだ。
電力を安定的に供給し、しかも安い料金にした地方のほうが勝ち。関西が株主にこだわらずに、監督・規制権を地方分権でゲットすれば、電力自由化への近道となり、東京都より早くエネルギー問題を解決できることになるだろう。
最後に東電については、やはり国民が望んでいるのは法的整理で、電力料金の値上げの回避につきる。仮に東電を法的整理すれば、株主責任や債権者責任を問えるので少なくとも5兆円捻出できる。
いま東電は民間の電気料金を10%程度上げようともくろんでいるが、実はこの5兆円の"財源"が確保できれば、10%アップを10年間も抑えることができるのだ。
それなのに民・自・公の増税大連立は、昨年こっそりと東電救済法を密室談合で成立させて、東電の法的整理への道をふさいだ。そして増税と同じで、東電の法的整理を行わずに、庶民に負担を強いる電力料金値上げを選んだ---この事実は記しておきたい。
「週刊現代」2012年7月21・28日号より
2012年12月6日木曜日
日本が今、取り組むべきことは?
、
日本の不幸は、金子勝、郷原信郎、小出裕章といった知力も判断力も物事を大局的に見通せる力も十二分に兼ね備えた良識のある人物が一致団結して政治の場に登場しないことであると私は思う。
世間知らずの世襲議員や、目立ちたがりでおしゃべり好きの政経塾、舌先三寸で哲学もビジョンも何もなく詭弁を弄する弁護士、小説家崩れや元スポーツ選手などにどれほどのことができようか。
せいぜい霞が関官僚の手玉にとられるのが関の山である。
朝日の世論調査によれば、自民単独過半数の勢いで、民主も90議席を確保し、維新は50議席を取る勢いだという。
日本が今とるべき道、それは地震大国で脆弱な原発を再稼働させてじゃぶじゃぶ電力を消費し、国防軍を作って集団的自衛権を行使する一方、さらなる増税によって、官僚による税の無駄遣いの財源を確保してやり、いらない道路や鉄道や箱モノをあちこちにたくさん作り、ろくに外交手腕も交渉能力にも乏しい人間どもが飛んで火にいる夏の虫のようにTPPのアリジゴクの罠にはまり込み、国が奈落の底に向かって転がり落ちていくのを、ただ茫然と手をこまねいて眺めていることではないはずである。
日本が原発にいつまでも固執し、過去に失敗した日銀の金融緩和を懲りずに繰り返している間に、欧米は、節電を含めた、新しいエネルギー分野の技術革新に向けてどんどん躍進するさまが目に浮かぶようである。技術保有国でありながら、我々はこのレースに立ち遅れたまま、沈み落ちていっていいのだろうか。原発を維持するために湯水のように使われる膨大な経費を、節電の技術革新にいそしむ企業に投じて、新しいエネルギー分野で経済界の起死回生を図るというような施策がどうして、どの政党からも出てこないのだろうか。
選挙民はメディアに高々と掲げられる世論調査の結果なぞに誘導されることなく、しっかりと各党の選挙公約の裏を読みぬき、こんな政策がとられたら、こんな党首に振りまわされていたら、この国には未来はないというものを、危険なものから順に消去法で消していって、最後に残る比較的ましな政党を選択することしかすべはない。
少なくとも、この方法で選挙民が投票にいけば、もっとも危険なもの、致命的なものから回避することだけは、できるに違いない。
もちろん、選挙民が、ばらまきや選挙目当ての一時しのぎの公約などの、目の前にぶらさげられたニンジンに惑わされず、朝令暮改で公約や政策の軸を平気でころころ変える政党や、政治家を、選択肢から外さないかぎり、この国の未来はいつまでたっても開けてきないことだけは確かである。
以下、金子勝氏がレファーしたIEEE関連記事、エネルギー関連の新聞記事、と彼のTwitterの記事を転載する。
http://www.iemusubi.com/solar/single/464
人類のための技術を推進する世界最大の専門家組織であるIEEE(アイ・トリプル・イー)は、世界におけるスマートグリッドの今後5年間の急速な配備を前提として、エネルギー貯蔵、分散型発電、マイクログリッドの技術がどのように発展することになるか、その詳細を記載した新しい報告書を一般に公開したこと発表しました。IEEEの委託により、Zpryme Research & Consultingは、 2012年9月に世界のスマートグリッド関連のエグゼクティブ460名を対象として行った調査をもとに、報告書『未来の電力システム(Power Systems of the Future)』を作成しました。
Zprymeのスマートグリッド・アドバイザリー・ボードのメンバーでありProximetryのエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント兼チーフ・ストラテジー・オフィサーでもあるAndres Carvalloは次のように述べています。
本報告書では、3つの「総括的結論」が定義されています。
• マイクログリッドに対する公共部門・民間部門の資金/調達提供、送電網レベルの貯蔵の研究開発(R&D)とプロジェクト/パイロット(試行)は、より費用効果の高いソリューションに貢献し、より良いビジネスケースを提供し、技術の導入、応用、最適化に関するベストプラクティスを明らかにするのに役立つ。
• 欧州は分散型発電とマイクログリッドの採用と実用化におけるグローバルリーダーであり、一方北米は、貯蔵技術で突出している。同報告書では、これらの地域は「次世代分散型エネルギーシステムの開発と展開にかけては先頭に立つ立場にある」と述べている。
• 同レポートでは、エネルギー管理システム、配電管理システム、通信技術は、エネルギー貯蔵、分散型発電、マイクログリッドに不可欠なイネーブリング・テクノロジー(実現技術)であるとされており、多くの場合においてクラウド内で提供されるであろうネット・メータリング、不可集約、リアルタイムエネルギー監視にとっても同様である。
Carvalloは続けて、以下のように述べています。
調査の回答者は、各技術領域益の優先順位を付けています。エネルギー貯蔵の「最良の利益」は、ピーク需要を満たす補足的電力の供給能力であることがわかりました。分散型発電の第一の利益はターゲットに絞った供給追加であると判明しました。地域需要を満たす能力が、マイクログリッドの第一の利益でした。Zprymeの報告書は、これら3つの技術領域の全ての重要性が、エネルギー消費のより効率的な管理、電力需要の増加、停電時のコストに対する認識の深まりに対する世界的関心とともに高まっていることを示しています。
また、本報告書に書かれている回答のサマリーは以下になります。
• エネルギー貯蔵採用に対する課題:エネルギー貯蔵技術の採用に対する最大の困難は、コスト(64%)、配備可能性(14%)、標準規格の欠如(7%)、統合化ソフトウェア(4%)、通信ソフトウェア(3%)であった。その他(詳細はなし)は9%だった。
• 分散型エネルギー設置のために最も重要な領域:分散型発電の配備や開発の重要性に関連する複数の領域の中で、最も高い回答を得た3つは、風力やソーラー等の再生可能エネルギーの統合(74%が非常に重要と回答)、業界の研究開発(67%が非常に重要と回答)、標準規格(67%が非常に重要と回答)であった。
• マイクログリッド構築のために最も重要な領域:マイクログリッドの配備や開発の重要性に関連する複数の領域の中で、最も高い回答を得た3つは、標準規格(66%が非常に重要と回答)、業界の研究開発(64%が非常に重要と回答)、風力やソーラー等の再生可能エネルギーの統合(55%が非常に重要と回答)であった。
本報告書『未来の電力システム:エネルギー貯蔵・分散型発電・マイクログリッドの場合(“Power Systems of the Future: The Case for Energy Storage, Distributed Generation, and Microgrids”)』(英文)の無償ダウンロードは、http://smartgrid.ieee.org/をご覧ください。
アイ・トリプル・イー・スタンダーズ・アソシエーション(IEEE-SA)は、IEEE内部にある世界的に認められた標準規格策定機関であり、世界中のスマートグリッドに対する認識とその実現に、重要な役割を果たしてきました。IEEEはスマートグリッドに関して、100を超える標準規格と開発中の規格を有しています。本資料中でも、世界で開発中のIEEEのスマートグリッドの標準規格が取り上げられています。IEEE標準規格は、世界中のスマートグリッドの効率的な展開を助けることを意図しています。
IEEE-SAは、世界で通用するスマートグリッドに相互運用性の参照モデルと知識ベースを確立するIEEE 2030等、IEEE標準規格は、IEEEの100以上の現行の標準規格のポートフォリオもしくはスマートグリッド関連の開発の標準を、重要な新局面から作りだしています。
IEEEメンバーで、IEEE P2030作業部会メンバー慶應義塾大学准教授の西 宏章氏は以下のように述べています。
世界でスマートグリッドの動きが始まって以来、IEEEは常にその第一線にいます。IEEEは、確固たる基礎と共同研究を活用して、スマートグリッドの標準規格を開発し、ベストプラクティスを共有し、エネルギーの転換の発展を発表しています。これに加えてIEEEは、スマートグリッドへの取り組みを促進するために、関連する教育的オファーの提供や世界有数の国際会議の主催を行っています。IEEEは毎年、スマートグリッド、電力、エネルギーをテーマとする様々な国際会議を主催しており、IEEEスマートグリッド・ウェブポータルやIEEEスマートグリッド・ニューズレター等の専門的・教育的資源を提供しています。
IEEEは、世界最大級の技術専門家の組織であり、人類のための技術の発達に力を注いでいます。頻繁に引用される論文、会議、技術規格、専門活動、教育活動を通じて、IEEEは航空宇宙システム、コンピューターと情報通信、バイオメディカル工学、電力、家電製品等、多種多様な分野についての信頼のおける「声」となっています。
IEEE Standards Association(アイ・トリプル・イー・スタンダーズ・アソシエーション、IEEE-SA)は、IEEE内部の世界的に認められた標準規格策定機関であり、産業界を巻き込んだオープンなプロセスを通じて合意基準を策定し、1つの大きなステークホルダーのコミュニティー形成を行っています。IEEEの標準規格では、現時点における科学的知見と技術的知識に基づく規格とベストプラクティスを定めています。IEEE-SAには、900を超える現行標準と500以上の開発中の標準規格が揃っています。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/336963
選挙で重視する政策は、経済対策が31%、社会保障制度の見直しが22%、原発のあり方を含むエネルギー政策が13%の順。電力不足・電力料金上昇などから原発継続=経済成長、脱原発=安全性軽視・経済性無視といったメディアの情報操作が効いています。http://goo.gl/I6vG4
ブログでも書きましたが、地域独占・総括原価主義を維持し、原発という巨大公共事業に依存していては、新しい技術開発も産業構造の転換も妨げられてしまいます。脱原発こそが最大の成長戦略なのです。このままでは「失われた30年」になってしまいます。 http://goo.gl/V1L5
2012年12月5日 - 20:26
日本の不幸は、金子勝、郷原信郎、小出裕章といった知力も判断力も物事を大局的に見通せる力も十二分に兼ね備えた良識のある人物が一致団結して政治の場に登場しないことであると私は思う。
世間知らずの世襲議員や、目立ちたがりでおしゃべり好きの政経塾、舌先三寸で哲学もビジョンも何もなく詭弁を弄する弁護士、小説家崩れや元スポーツ選手などにどれほどのことができようか。
せいぜい霞が関官僚の手玉にとられるのが関の山である。
朝日の世論調査によれば、自民単独過半数の勢いで、民主も90議席を確保し、維新は50議席を取る勢いだという。
日本が今とるべき道、それは地震大国で脆弱な原発を再稼働させてじゃぶじゃぶ電力を消費し、国防軍を作って集団的自衛権を行使する一方、さらなる増税によって、官僚による税の無駄遣いの財源を確保してやり、いらない道路や鉄道や箱モノをあちこちにたくさん作り、ろくに外交手腕も交渉能力にも乏しい人間どもが飛んで火にいる夏の虫のようにTPPのアリジゴクの罠にはまり込み、国が奈落の底に向かって転がり落ちていくのを、ただ茫然と手をこまねいて眺めていることではないはずである。
日本が原発にいつまでも固執し、過去に失敗した日銀の金融緩和を懲りずに繰り返している間に、欧米は、節電を含めた、新しいエネルギー分野の技術革新に向けてどんどん躍進するさまが目に浮かぶようである。技術保有国でありながら、我々はこのレースに立ち遅れたまま、沈み落ちていっていいのだろうか。原発を維持するために湯水のように使われる膨大な経費を、節電の技術革新にいそしむ企業に投じて、新しいエネルギー分野で経済界の起死回生を図るというような施策がどうして、どの政党からも出てこないのだろうか。
選挙民はメディアに高々と掲げられる世論調査の結果なぞに誘導されることなく、しっかりと各党の選挙公約の裏を読みぬき、こんな政策がとられたら、こんな党首に振りまわされていたら、この国には未来はないというものを、危険なものから順に消去法で消していって、最後に残る比較的ましな政党を選択することしかすべはない。
少なくとも、この方法で選挙民が投票にいけば、もっとも危険なもの、致命的なものから回避することだけは、できるに違いない。
もちろん、選挙民が、ばらまきや選挙目当ての一時しのぎの公約などの、目の前にぶらさげられたニンジンに惑わされず、朝令暮改で公約や政策の軸を平気でころころ変える政党や、政治家を、選択肢から外さないかぎり、この国の未来はいつまでたっても開けてきないことだけは確かである。
以下、金子勝氏がレファーしたIEEE関連記事、エネルギー関連の新聞記事、と彼のTwitterの記事を転載する。
http://www.iemusubi.com/solar/single/464
エネルギー貯蔵、分散型発電、マイクログリッドの分野の 強い潜在成長力が示される
人類のための技術を推進する世界最大の専門家組織であるIEEE(アイ・トリプル・イー)は、世界におけるスマートグリッドの今後5年間の急速な配備を前提として、エネルギー貯蔵、分散型発電、マイクログリッドの技術がどのように発展することになるか、その詳細を記載した新しい報告書を一般に公開したこと発表しました。IEEEの委託により、Zpryme Research & Consultingは、 2012年9月に世界のスマートグリッド関連のエグゼクティブ460名を対象として行った調査をもとに、報告書『未来の電力システム(Power Systems of the Future)』を作成しました。
Zprymeのスマートグリッド・アドバイザリー・ボードのメンバーでありProximetryのエグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント兼チーフ・ストラテジー・オフィサーでもあるAndres Carvalloは次のように述べています。
「スマートグリッドは、21世紀を築く主要な技術基盤・経済的基盤であり、このレポートには、いかにエネルギー貯蔵技術、分散型発電技術、マイクログリッド技術がスマートグリッドの原動力を刺激するとともに、技術がスマートグリッドの原動力により刺激を受けるものであるのかが、詳しく書かれています。」
本報告書では、3つの「総括的結論」が定義されています。
• マイクログリッドに対する公共部門・民間部門の資金/調達提供、送電網レベルの貯蔵の研究開発(R&D)とプロジェクト/パイロット(試行)は、より費用効果の高いソリューションに貢献し、より良いビジネスケースを提供し、技術の導入、応用、最適化に関するベストプラクティスを明らかにするのに役立つ。
• 欧州は分散型発電とマイクログリッドの採用と実用化におけるグローバルリーダーであり、一方北米は、貯蔵技術で突出している。同報告書では、これらの地域は「次世代分散型エネルギーシステムの開発と展開にかけては先頭に立つ立場にある」と述べている。
• 同レポートでは、エネルギー管理システム、配電管理システム、通信技術は、エネルギー貯蔵、分散型発電、マイクログリッドに不可欠なイネーブリング・テクノロジー(実現技術)であるとされており、多くの場合においてクラウド内で提供されるであろうネット・メータリング、不可集約、リアルタイムエネルギー監視にとっても同様である。
Carvalloは続けて、以下のように述べています。
「同報告書のリサーチから浮かび上がってきた相互関連性のある重要なテーマは、3つの技術の市場を動かすための顧客需要の必要性と、これらの研究開発戦略を鼓舞する顧客のフィードバックの必要性です。ここで本報告書は、どのようにして貯蔵、分散型発電、マイクログリッドの技術が、製造業者、ユーティリティ企業、エンドユーザー、サードパーティの供給者の重要な新しい収益源を等しく支えることができ、これらの技術を現代と未来のエネルギーシステムに組み入れるソフトウェアとシステムのための新しいグローバル市場を刺激するのかを明らかにしています。」
調査の回答者は、各技術領域益の優先順位を付けています。エネルギー貯蔵の「最良の利益」は、ピーク需要を満たす補足的電力の供給能力であることがわかりました。分散型発電の第一の利益はターゲットに絞った供給追加であると判明しました。地域需要を満たす能力が、マイクログリッドの第一の利益でした。Zprymeの報告書は、これら3つの技術領域の全ての重要性が、エネルギー消費のより効率的な管理、電力需要の増加、停電時のコストに対する認識の深まりに対する世界的関心とともに高まっていることを示しています。
また、本報告書に書かれている回答のサマリーは以下になります。
• エネルギー貯蔵採用に対する課題:エネルギー貯蔵技術の採用に対する最大の困難は、コスト(64%)、配備可能性(14%)、標準規格の欠如(7%)、統合化ソフトウェア(4%)、通信ソフトウェア(3%)であった。その他(詳細はなし)は9%だった。
• 分散型エネルギー設置のために最も重要な領域:分散型発電の配備や開発の重要性に関連する複数の領域の中で、最も高い回答を得た3つは、風力やソーラー等の再生可能エネルギーの統合(74%が非常に重要と回答)、業界の研究開発(67%が非常に重要と回答)、標準規格(67%が非常に重要と回答)であった。
• マイクログリッド構築のために最も重要な領域:マイクログリッドの配備や開発の重要性に関連する複数の領域の中で、最も高い回答を得た3つは、標準規格(66%が非常に重要と回答)、業界の研究開発(64%が非常に重要と回答)、風力やソーラー等の再生可能エネルギーの統合(55%が非常に重要と回答)であった。
本報告書『未来の電力システム:エネルギー貯蔵・分散型発電・マイクログリッドの場合(“Power Systems of the Future: The Case for Energy Storage, Distributed Generation, and Microgrids”)』(英文)の無償ダウンロードは、http://smartgrid.ieee.org/をご覧ください。
アイ・トリプル・イー・スタンダーズ・アソシエーション(IEEE-SA)は、IEEE内部にある世界的に認められた標準規格策定機関であり、世界中のスマートグリッドに対する認識とその実現に、重要な役割を果たしてきました。IEEEはスマートグリッドに関して、100を超える標準規格と開発中の規格を有しています。本資料中でも、世界で開発中のIEEEのスマートグリッドの標準規格が取り上げられています。IEEE標準規格は、世界中のスマートグリッドの効率的な展開を助けることを意図しています。
IEEE-SAは、世界で通用するスマートグリッドに相互運用性の参照モデルと知識ベースを確立するIEEE 2030等、IEEE標準規格は、IEEEの100以上の現行の標準規格のポートフォリオもしくはスマートグリッド関連の開発の標準を、重要な新局面から作りだしています。
IEEEメンバーで、IEEE P2030作業部会メンバー慶應義塾大学准教授の西 宏章氏は以下のように述べています。
『IEEE-SAは、世界に向けて情報を発信しており、その一環として本技術調査レポートが発信されたことは歓迎すべきことです。本レポートでは、欧州の分散型発電とマイクログリッド、北米の貯蔵技術が世界のグローバルリーダーに立つこと述べられていますが、残念ながら日本に関する記述はありません。つまり、我が国は技術保有国でありながら、標準化貢献や情報発信という意味では立ち遅れているといえます。我々が保有する優れた技術を、いかに世界へ知らしめるかが求められているといえるのではないでしょうか』
IEEE スマートグリッドについて
世界でスマートグリッドの動きが始まって以来、IEEEは常にその第一線にいます。IEEEは、確固たる基礎と共同研究を活用して、スマートグリッドの標準規格を開発し、ベストプラクティスを共有し、エネルギーの転換の発展を発表しています。これに加えてIEEEは、スマートグリッドへの取り組みを促進するために、関連する教育的オファーの提供や世界有数の国際会議の主催を行っています。IEEEは毎年、スマートグリッド、電力、エネルギーをテーマとする様々な国際会議を主催しており、IEEEスマートグリッド・ウェブポータルやIEEEスマートグリッド・ニューズレター等の専門的・教育的資源を提供しています。
IEEEについて
IEEEは、世界最大級の技術専門家の組織であり、人類のための技術の発達に力を注いでいます。頻繁に引用される論文、会議、技術規格、専門活動、教育活動を通じて、IEEEは航空宇宙システム、コンピューターと情報通信、バイオメディカル工学、電力、家電製品等、多種多様な分野についての信頼のおける「声」となっています。
IEEE Standards Associationについて
IEEE Standards Association(アイ・トリプル・イー・スタンダーズ・アソシエーション、IEEE-SA)は、IEEE内部の世界的に認められた標準規格策定機関であり、産業界を巻き込んだオープンなプロセスを通じて合意基準を策定し、1つの大きなステークホルダーのコミュニティー形成を行っています。IEEEの標準規格では、現時点における科学的知見と技術的知識に基づく規格とベストプラクティスを定めています。IEEE-SAには、900を超える現行標準と500以上の開発中の標準規格が揃っています。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/336963
エネルギー政策 節電社会をどうつくるか
■2012総選挙■
電力各社の電気料金引き上げの動きが続いている。再稼働できない原子力発電所の代役を務める火力発電所の燃料費が膨らみ、赤字経営が続いているためだ。
供給が制限されるならば需要も抑える必要がある。この場合は節電である。
小まめな消灯や重ね着でエアコンの暖房温度を下げる-など電気料金が値上げされるとなれば、節約にも自然と熱が入る。もちろん、小さな積み重ねは重要だが、これだけではおのずと限界がある。
もっと効率的な節電社会に変えていくには国としての目標と政策が必要だ。節電はエネルギー政策の柱の一つである。
だが、選挙の争点では「原発をどうするか」「太陽光や風力など再生可能エネルギーの活用は」などの議論が前面に出て、節電は少し影が薄くなっている。
政府の動きもやや鈍いようにみえる。
政府は今年3月のエネルギー・環境会議で重点28項目の規制・制度改革の行動計画を決めた。翌4月には行政刷新会議での検討を踏まえ、エネルギー分野での103項目の改革方針を閣議決定した。
節電につながる項目もその中にある。
例えば、住宅や建築物の省エネ基準の見直し、省エネ性能の評価制度の充実がある。これは二つの法律の成立を伴う。
一つは改正省エネ法で、それに合わせ2020年までに省エネ基準見直しの工程表を明確にしていくとした。もう一つは都市の低炭素化を促進する法律だ。
地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO2)の大半は都市が発生源であり、都市の低炭素化が必要だ。そこで国土交通、環境、経済産業3省で基本方針を策定し、都市の低炭素化を後押しする。低炭素都市は節電型都市でもある。北九州市では既に実証実験が行われている。
どちらの法案もこの春、国会に提出された。結果、都市低炭素促進法は通常国会で成立したが、改正省エネ法案は先の臨時国会で審議未了のまま廃案になった。少し足踏みするかたちになっている。
政府の11年度第3次補正予算では経産省が「節電エコ補助金」を新設した。
2300億円規模で、家庭や中小事業所で節電を進めるためのエネルギー管理システム導入を補助したりした。
省エネや節電の推進、再生可能エネルギーの利用を促す補助金は他にいくらもある。ただ、節電エコ補助金の名前を冠したのは3次補正の事業だけだという。
経産省だけでなく、他の府省にある同様の事業もこの際「節電エコ補助金」の名称で統一すれば認知度も上がり、申請窓口も一本化すれば利用も進みそうだ。
太陽光発電など再生可能エネルギーの発電量が現状のコストで急増していけば電気料金は上がっていく。電力不足や電気料金値上げに対する当面効果的な対策は節電である。節電社会をどうつくるか。各党がもっとアイデアを競っていい。
=2012/12/02付 西日本新聞朝刊=
2012年12月5日 - 20:26
ブログでも書きましたが、地域独占・総括原価主義を維持し、原発という巨大公共事業に依存していては、新しい技術開発も産業構造の転換も妨げられてしまいます。脱原発こそが最大の成長戦略なのです。このままでは「失われた30年」になってしまいます。 http://goo.gl/V1L5
2012年12月5日 - 20:26
朝日新聞の調査では、自民党が単独過半数になるとの予想です。公約を裏切った民主党の100議席割れは仕方ないとして、維新の会も50議席を上回る勢いという。いよいよ原発は逆戻り、消費税増税で公共事業、TPPも条件付きで実は参加になります。 http://goo.gl/jVhfp
2012年12月5日 - 18:35
IEEEが報告書『未来の電力システム』を作成。エネルギー貯蔵、分散型発電、マイクログリッド分野の強い潜在成長力を示したが、日本は登場しない。失敗したのにまだ規制緩和や日銀の金融緩和で成長とか言う政党がいる。日本にアル・ゴアはいない? http://goo.gl/emqGk
2012年12月4日 - 18:16 ·
原発ゼロを言わないのは自民党と維新です。中央紙に比べて地方紙の主張が一貫してます。脱原発の工程表を示せという中国新聞の社説です。 http://goo.gl/6uGfa 節電が脱原発の鍵という西日本新聞の社説。省エネは雇用も作ります。 http://goo.gl/44XcH
2012年12月2日 - 17:59
橋下維新代表代行は、環境が整えば再稼働を容認すると発言。政権公約の「既設原発は30年代までにフェードアウト」は見直さず、でも「結果としてできない場合もある」と表明。これは議論のたたき台で公約ではないんですって?何を言っているか分かります?http://goo.gl/WtSxj
2012年12月2日 - 23:53 ·
憲法改正して原発続行は維新と自民。公約をコロコロ変えるのが維新と民主政経塾ということでしょうか…。 ちなみに国防軍創設に反対は半分以上。 http://goo.gl/2pXRT 脱原発は合わせて84%。 http://goo.gl/txwBX まだ政策選挙になってません。
2012年12月2日 - 23:54
橋下代表代行が、「卒原発は火星旅行と同じ」と「未来」を批判。しかし、「原発ゼロ」の看板を下ろして「宇宙で迷子」になった維新の会。公約をコロコロ変え、他人を攻撃することで、自らが一貫しないことを隠したい?有権者をどこへ連れて行くつもり? http://goo.gl/Js6sE
2012年12月4日
松井維新の会幹事長は、自民党との連立はないというが、一致する政策では協力とも。この党は選挙に勝つためなら公約を平気で変えるので全く信用できません。石原代表は憲法改正で連立といってます。日本はトンネルのように老朽化で崩れ落ちていきます…。 http://goo.gl/SBNld
2012年12月5日 - 18:41 ·
·
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