2012年2月17日金曜日

Does anyone care ?

ウォール・ストリート・ジャーナルの電子版が、フクイチの2号機の温度計の問題についての記事を掲載している。東電や政府は、温度計の故障と片付けて、冷温停止状態に安定していることを強調しているが、燃料取出しまでの10年間、いつ壊れるともしれない、すでに壊れてしまっているかもしれない計測器が示す危うい数値にすべてを依存しなければならない状況にあることは、まぎれもない事実である。

このような事実が明らかになる中で、朝日新聞は、関西電力が原発再稼働に前のめりになっているという報道をしているが、日本中いつどこでどのような大きな地震があってもおかしくないといわれているようなこの時代に、利権のために正常な判断力を持てなくなってしまったごくごく少数の立地自治体の意見や、総理や原発担当相など、少し前に言ったことの責任すらとらない無責任な政治家の判断で、再稼働が決定されるなどというようなことは断じてあってはならないことである。

Does anyone care ? この期に及んでも、原子力村に取り込まれた政府関係者がcareするのは、自分たちの利権であって、人の命や安全、放射能による環境汚染の甚大さではない。週刊朝日によれば、フクイチの安全宣言は、原発作業員の危険手当を支払わなくてもよくするために、行われた措置ではないかとさえいう。

以下WSJの記事と京大小出助教のラジオ対談の一部を転載する。

http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2012/02/15/thermometers-a-hot-topic-at-fukushima-daiichi/

FEBRUARY 15, 2012, 10:59 AM JST

Thermometers a Hot Topic at Fukushima Daiichi


Fukushima Daiichi operator Tokyo Electric Power Co. on Tuesday said that one of the thermometers attached to its No. 2 reactor was almost certainly on the blink.

European Pressphoto Agency
Tepco workers set up temporary pressure gauges in the No. 2 reactor building at the Fukushima Daiichi nuclear power plant in June.
The news prompted a collective sigh of relief that the steadily rising temperatures the thermometer had been logging weren’t a sign that the damaged reactor was once more spinning out of control.
But the malfunctioning thermometer is also the latest troubling reminder of how fragile Tepco’s grip on the stricken nuclear plant is.
The antics of that thermometer -– one of six key gauges that tell the outside world how hot the fuel in the crippled No. 2 unit likely is — have transfixed Fukushima Daiichi watchers this month. The No. 2 reactor is one of those whose fuel rods are thought to have melted during the March accident at the nuclear plant.
In December, Tepco said that all the reactors had cooled to well below 100 degrees centigrade, meaning they were no longer releasing radiation or in danger of restarting a nuclear reaction. But in early February, Tepco said one of No. 2’s thermometers was registering steadily rising temperatures — from around 50 degrees C on Feb. 1 to around 70 C five days later.
By Sunday, Feb. 12, Tepco said the temperature was heading up toward 90 C, despite weeks of cooling counter-measures like an increase in the amount of water pumped into the reactor, and the injection of boric acid -– a chemical that helps prevent a nuclear reaction from occurring.
By Tuesday, the thermometer reading was hovering around 250 C – even as the two others in closest proximity were logging a steady 30 C. Tepco said that discrepancy, as well as the lack of other signs of a nuclear reaction such as an increase in steam or radiation levels, probably meant a broken wire somewhere.
Still, a faulty thermometer at No. 2 raises troubling questions. With all the punishment Fukushima Daiichi’s equipment has gone through –- nuclear meltdowns and explosions, not to mention the magnitude 9 earthquake and tsunami that started everything off – it’s no wonder things are breaking down.
But radiation levels are still so high around many of the reactors that the equipment can barely be checked, let alone replaced. That’s the case with the thermometer in question, which is inside the highly radioactive containment vessel of No. 2.
Tepco says it usually checks up on, and adjusts, such gauges every 13 months at routine inspections. But those won’t be possible at Fukushima Daiichi, where experts expect it’ll take six years just to plug leaks in the reactor buildings and 10 years before people can start the process of removing melted fuel.
So what happens in the mean time if more of the thermometers at No. 2 -– and other damaged reactors –- break down? And what about other gear Tepco is relying on to judge the safety and stability of the plant?
Tepco says it should be able to figure out No. 2’s temperature by estimations from readings at all the thermometers there – including 30 others in more peripheral positions. And it’s hard at work thinking up alternate ways of figuring out just what’s going on inside the reactors.
Comments (4 of 4)
    • Was it too difficult to replace the faulty thermometer and confirm the exact temperature in the plant? Why does Tepco want to create confusion ever since it started dealing with the disaster?
      The Japanese people are not happy.
      Many realize a significant portion of Japanese soil is not suitable for habitation. Just last October a leaked Tepco documented indicated the total amount of plutonium and neptunium emitted from the plant. This stuff sticks around for millions of years…
      If you haven’t seen the dispersion maps for plutonium they are published here:
    • To A Green Road: right questions, yet these days, nobody seems to even be able to formulate such an obvious question as yours: WHERE IS THE CORIUM ?
      But, hey ! Don’t forget Japan is the “social harmony” country. No asked question, so no answer needed, as simple as that. And as they said in the Middle Age: Dear folks, sleep well, the night is bright and the streets are quiet.
      In fact, the most urgent thing to discuss about is to know if Hamamatsu is now the biggest chinese raviolis (gyoza) eater in Japan, or still Utsunomiya. Please, call a doctor !
    • Where are the melted through 65 ton blobs of corium that left multiple reactors and containment vessels? How can they call this cold shutdown when they do not even know where this corium is?
      Also, how much radiation is being released daily from broken reactors, vent pipes, spent fuel pools, leaked radioactive water, spilled water, and basement water, as well as water sprayed on forests and amount stored on site in tubs and storage tanks?
      How much total radiation was released into ocean, groundwater, air, etc., TOTAL, from all isotopes, not just one or two?
      Does anyone care? Or is this coverup almost complete?
    • TEPCO’s raw data from unit 2 showed the presence of Xenon 133 and 135 yesterday and today, both of which have very short half lives and are products of fission, especially one that is not properly contained. Yet in the press handouts at today’s press conference, both were listed as not detected. And despite the claim that there is no fission taking place, TEPCO continues to inject tons of boric acid, which is used to suppress fission criticality. The lack of continuity by TEPCO makes their claims a bit hard to accept at face value.


      http://hiroakikoide.wordpress.com/2012/02/14/tanemaki-2012feb13/

      2月13日 2号機300℃超 圧力容器底の温度計「「そうであればどこかで壊れた。(他の温度計もアテにしては)もちろんいけない」」小出裕章(MBS)


      水野「言ったらその、計測器が全くアテにならないってことでしょ」
      小出「そうです。そういうことです」
      水野「っていうことは、他の温度計もアテにしてもいいんですか?
      小出「えー、もちろんいけないのです」
      水野「他の計測器…」
      小出「いけないのです。」
      水野「ほおー」
      小出「え……もともとー、今回の事故が起きてからみなさんも気がついていただいたと思いますけれども」
      水野「ええ」
      小出「現場に行くことすらができないのですね。」
      水野「はい」
      小出「見ることもできない、触ることも、できない、どんなふうに壊れているかということは自分で確かめることができない
      水野「できない」
      小出「んで……もともとあった計測器の情報を頼りにするしかない、わけですけれども。」
      水野「ええ」
      小出「こんな事故が起きるなんてことは、誰も思っていませんでしたので。計測器自身がろくに配置もされていなかった
      水野「ああー」
      小出「そんなかで次々と計測器が…死んでいってしまうという
      水野「ええ」
      小出「そういう状況が今、進行していると、いうことだと思います
      水野「今日、野田総理はですね」
      小出「はい」
      水野「え…国会で、冷温停止状態にかわりはないと」
      小出「(苦笑)」
      水野「おっしゃられたんですね」
      小出「はい(苦笑)」
      水野「あの……ま、確かに冷温停止という…本来の冷温停止は元々ありえないんだと」
      小出「はい」
      水野「小出さんおっしゃって…」
      小出「そうです」
      水野「来ました。だけど、まあ、あの、冷温停止状態、というね」
      小出「はい」
      水野「いわゆる、う…100度、以下に抑えられて安定してるってことですか?」
      小出「いや…はい…ようするに、そういう言葉を勝手に彼らは作ったわけですけれども。はい」
      水野「まあ、百歩譲ったとしても」
      小出「はい」
      水野「冷温停止状態にかわりはないと」
      小出「はい」
      水野「それを裏付ける、ことは、出来るんですか?」
      小出「できません」
      水野「っていうことなんですね」
      小出「はいあの、原子炉圧力容器の中に、もうすでに炉心がないと、私はいっているし」
      水野「はい」
      小出「東京電力も政府も言っているわけですから。圧力容器の温度が100度以下になるかどうかなんてことは、もともと大したこととは違うのです」
      水野「意味が、ないんですね、今や」
      小出「はい、そうです」
      水野「ああ……」
      平野「先生あのー、まあ、一連のこの…温度の一喜一憂っていう状態なんですけど」
      水野「ええ」
      平野「そもそもですね、こうっやって壊れたその、計測器をそのまま東電が、こう、あの、その都度発表して。なにか僕らに、なんかこう一方的な情報を与えてるんですけど。これは事故処理を客観的にするチームをですね、つくって。評価を伴って、僕らに示してくれるような体制を取る必要があるんじゃないですか」
      小出「はい」
      平野「もうずうっと、もう東電のいいぱなしですよね」
      水野「そうですねえ」
      小出「はい。まあ私はそう思いますけれども。これまで原子力…というのは、東京電力、あるいは電力会社の、あん…安全保安院も含めた、そういう組織でずうっとやって来た、わけですね。で、それが事故を起こしたちょ…あとも、そのままの体制が続いてしまっている、のです。それを何とかしなければ私はいけないと思いますけれども。え…… 何も変わらないまま、従来のまま、進行してしまっているということに、私は大変な違和感を覚えています」
      平野「そうですねえ。保安院も報告受けるだけで」
      小出「はい」
      平野「なんにも、自分たちで現場でしようとしてませんものねえ」
      小出「あはあ、もちろんです。え……現場は何よりもその東京電力の現場の人達が一番よく知ってるわけで。多分保安院にいる、官僚の人たちは、まずは力にならないというそういう状態、だと今は思います」
      水野「うーん。現場の作業員の方の声でですね
      小出「はい」
      水野「え……その、温度よりも、え……いれている水、冷却するための水がどんどん増えていることのほうが問題じゃないかという情報もあるんだそうです。」
      小出「はい。」
      水野「それはどうなんですか」
      小出「そうですね。ですから今度、今回の場合には、温度があがったということで、みんなが心配をしたのですけれども。温度計なんてものは、その…全体の中の一部分の情報しか過ぎないのですから。そんなものだけに目を奪われて、え……大変だというふうに思って流量を増やしたりすればですね。そのことによって今度はまた汚染水が増えてしまったり、その汚染水を処理するための、ま、装置があるわけですけれども
      水野「ええ、ええ」
      小出「それに負荷がかかったり、また、あちこちでトラブルが出てきてしまうということになるはずだと思います」
      水野「あの、保安院の院長はですね」
      小出「はい」
      水野「今日、国会でこんなふうにいってますね。全体としては原子炉は比較的安定的に管理されている」
      小出「(笑)。はい。え……」
      水野「比較的、安定的に管理されている、っていう、その保安院の立場をどうご覧になりますか」
      小出「え……事故の当初はですね。もう、本当に打つ手もない、まま、どうなってるかすらがわからない。手探りのまま、何とかしたいと思ったけれども、なにもできないまま次々と原子炉が爆発してし…いってしまったと。いう、事実がずうっと進行していたの、ですね」
      水野「ええ、ええ」
      小出「それでその時、そういう……あの…本当に破局的な、事故がドラスティックに進行した時期に比べると、現在は、え……う……かなりまあ安定してるという言葉を使いたくなるぐらいに、時間が過ぎている。のですね。それはそうだと私は思います。え…でもだからといって、これで安心していいのかといえば、そうでは私はないと思っています。う…溶けてしまった炉心が今、どこにあるかすらわからないという。温度が本当にどの測定器が正しいのかも実はわからなかったという。そういう状態で進行してるわけですし。え……先日も何度か聞いていただきましたけれども。4号機の使用済燃料プールなんていったこれからどうなるのかという大変な問題もまだ目の前にあるわけですから。」
      水野「ええ」
      小出「あん…安定的だとか、安心だとかいうような言い方をして欲しいとは私は思いません。」
      平野「うむ」
      水野「はい…。どうもありがとうございました」
      平野「どうもありがとうございました」
      小出「はい。ありがとうございました」
      水野「京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんに伺いました」

2012年2月15日水曜日

謝ってすむこと? 余りにも軽すぎませんこと?

原発安全委員会の斑目委員長は、15日の国会の東電福島原発事故調査委員会に参考人として出席し、津波対策と電源喪失にのみ言及し、国の原発安全指針に明らかな瑕疵があったと、おわびをした。寺坂元保安院長はほぼ釈明に終始し、事故当時の行動について、自分は文系であるから、官邸内の対応は理系の次長に任せたなどといった釈明に終始した。

斑目氏が未だ安全委員会委員長の椅子に座り続けていること、国民の信頼を失墜させたはずの電力会社とその利権に群がる御用学者、保安院、安全委員会が原発再稼働のためのストレステストの実施・チェックに携わっていること、原発災害を引き起こした当事者である東電社員に未だ原発災害現場の報告を任せきってしまっていることが、この1年間、日本政府が、国民のための原発安全をどれほど真剣に考え直し、多少なりとも改善しようと努めてきたかを知る上での、大きな指標となるのではないか。

「現代ビジネス、ニュースの深層」で、町田徹氏が、4月の発足予定の原発規制庁について、手続き的な問題もさることながら、それより深刻な組織の問題があることを指摘しているが、悲しいかな、民主党政権の対応はまことに持ってお粗末な限りである。

「死の町」発言をしたと言われている、脱原発推進派の蜂呂経産相は、メディアの総攻撃をくらい、わずか10日ばかりで辞任に追い込まれたが、斑目氏が委員会に居残っていることも、増税路線を突っ走る安住財務相の「死んだ土地」発言についても、全く問題にもならない、それが今の日本の偽らざる現実である。

震災以来、原子力ムラの議論は、津波対策と予備電源装置整備の2点のみに集中しているようだが、地震の専門家によって想定されている、来るべき大地震に対して、築40年も50年もたった原発が、どんな根拠で安全だと言いきれるのだろうか。

これもまた日本のどこかで取り返しのつかない大きな災害が起きてしまってから、ただ「対応に瑕疵があったことを認めざるを得ない。組織を代表してお詫びする」の一言で済まされてしまうのだろうか。

余りにも軽い、軽すぎませんか?


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000952-yom-pol

原発安全指針に「明らかな誤り」…班目氏が陳謝
読売新聞 2月15日(水)20時49分配信
原発安全指針に「明らかな誤り」…班目氏が陳謝
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東電福島第一原発事故調委員会に参考人として出席した班目春樹・原子力安全委員会委員長(15日午後、国会で)=増田教三撮影
内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は15日、国会の「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」(委員長=黒川清・元日本学術会議会長)に参考人として出席し、原発の津波対策や全電源喪失などに関する国の安全指針について、「瑕疵(かし)があったことは認めざるを得ない。おわび申し上げたい」と陳謝し、指針の抜本的な見直しが必要との認識を示した。

班目氏は従来の指針の問題点に関して、「津波に対して十分な記載がなかったことや、原発の電源喪失は『長時間は考えなくていい』と書くなど、明らかな誤りがあった」と指摘した。

そのうえで、「諸外国で(厳しい安全指針が)検討されている時に、日本ではそこまでやらなくていいという言い訳ばかり時間をかけて、意思決定ができにくいシステムになっている。そのあたりに問題の根っこがあるのではないか」と語り、構造的な問題があるとの認識を示した。

今回は事故調査委にとって初の本格的なヒアリングとなった。班目氏のほか、経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長も参考人として出席し、「(原発事故への)備えができていないままに今回の事故が生じてしまった。規制当局としても問題があった」と述べ、安全対策が不十分だったと認めた。最終更新:2月15日(水)20時49分

2トップ、福島事故で謝罪「言い訳に時間をかけた」「私は文系で…」

産経新聞 2月15日(水)22時43分配信
2トップ、福島事故で謝罪「言い訳に時間をかけた」「私は文系で…」
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表情をゆがめながら答弁する原子力安全委員会の班目春樹委員長=15日午後、国会・衆院第16委員室(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)
国会が設置した東京電力福島第1原発事故調査委員会(委員長・黒川清元日本学術会議会長)の第4回委員会が15日、国会・衆院別館で開かれ、原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長と経済産業省原子力安全・保安院の寺坂信昭前院長が、原子力の安全規制当局として事故を防げなかったことについて陳謝した。


班目氏は津波や全電源喪失に備える原発の安全指針について「瑕疵(かし)があったと認めざるを得ない。おわびしたい」と謝罪。指針が改善されなかった背景について「低い安全基準を事業者が提案し、規制当局がのんでしまう。国がお墨付きを与えたから安全だとなり、事業者が安全性を向上させる努力をしなくなる悪循環に陥っていた」と言及し、「わが国は(対策を)やらなくてもいいという言い訳に時間をかけ、抵抗があってもやるという意思決定ができにくいシステムになっている」と述べた。

寺坂氏は平成16年の美浜原発配管破断事故などを挙げ、「(保安院は)安全規制を進めようとしていたが、個別の問題の改善や安全確保に相当な時間や人員をとられた」と釈明した。

官邸への助言など、事故当時のそれぞれの行動について班目氏は「1週間以上寝ていないのでほとんど記憶がない。私がいた場所は固定電話が2回線で携帯も通じず、できる助言は限りがあった」と説明。寺坂氏は「私は文系なので、官邸内の対応は理系の次長に任せた」と述べた。

また、放射性物質の拡散予測システム(SPEEDI)を避難に活用しなかったと政府事故調などで指摘されていることについて、班目氏は「SPEEDIがあればうまく避難できたというのは全くの誤解だ」と反論。寺坂氏は「避難方向など何らかの形で有用な情報になったのではないかという思いはある」と述べ、異なる認識を示した。

黒川委員長は委員会後の会見で「安全委員会と保安院は安全を担う使命を持っているが、緊急時の備えができておらず、事故がない前提で原子力行政を推進するなど、国民の安全を守る意識が希薄だ」と批判した。

「死んだ土地生き返らせる」 放射能汚染地で安住氏

2012/02/10 23:25

衆院予算委で質問を聞く安住財務相=10日午前

安住淳財務は10日の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故の放射性物質で著しく汚染された土地の活用方法をめぐる質疑の際に「死んだ土地」と表現した事故で避難した住民への配慮を欠く発言として反発を招きかねない。
  •  新党きづなの内山晃氏が質問で、居住できない土地を国が買い上げて太陽光発電基地にするよう提案。安住氏は「死んだ土地を生き返らせるというか、逆転の発想でやれるような知恵と工夫を出したい」と答弁した。
第1原発周辺地域に関しては昨年9月、鉢呂吉雄前経済産業相が「死の町」と発言したことなどで辞任に追い込まれた






2012年2月11日土曜日

日本の増税議論、パフェットルールを導入すべきでは?

オバマ大統領は、一般教書演説で、パフェット・ルールの導入を提案し、13日予算教書を発表する。

パフェット氏は、富裕層に増税をすることを提案した張本人であるが、日本でも、そんなに増税が必要だというのであれば、高齢者や中低所得者にダメージを与えるような消費税の増税などという方法をとるべきではなく、震災復興のおかげで格段の利益を上げている製造業、建設業関連企業や、これまでさんざん政府の手厚い保護を甘受してきた原発・エネルギー関連を始めとする大企業、国会議員や幹部官僚、報道関係者を含めた高収入の富裕者層に大幅な増税を求め、応分の負担をして頂くのが、もっとも理にかなった、公平な社会の実現につながる増税の方法であると考えるのは、薔薇っ子だけだろうか。

それから、働き盛りであるにもかかわらず働かない人間を優遇し、僅かな給料で必死で額に汗して毎日働いている一般庶民の勤労意欲を奪い取るようなバラマキや、不公平な年金、保険制度や、きちんと働こうとしない若者の代わりに、高齢者を死ぬまで働かせようとするような政策は、決して社会全体からみて、望ましいものとはいえない。

薔薇っ子の周りでも、何かちょっと気にくわないことがあると、さっさと退職し、失業保険が切れた後は親のすねかじりに戻ることに、何ら躊躇しないような若い人が多いのに驚かされる。

子どもに我慢を強いるようなことは何もさせず、ただしつけの悪いペットのように、ベタベタ甘やかして子どもを育ててきた親たちは、「世の中、必ず1つや2つ気に入らないことはあるもので、自分の好きなことだけして生きていけるわけではない」 というもっとも基本的なことすら教えようとはしないようだ。

親の権利として子ども手当をもらうだけではなく、自分の子どもが社会に出たときに、しっかり自分の足で立ち、一人前の、自立した大人としてやっていけるような子育てをして、親としての責任を立派に果たしてもらいたいものである。

世の中には、やむを得ない理由で、働きたくても働けない人もいる。そういう人々に対して社会は手厚い処遇をすべきである。

しかし、それ以外の、そんなきつい仕事は嫌だとか、上司が気に食わないとか、自分ならもっといい会社で働くべきなんじゃないかとか、フルタイムの仕事は自由な時間が持てないし、責任が重すぎるなどと、分不相応な選り好みばかりして、就職の機会を失したり、地に足をつけて働こうとしない人たちに対しては、親ができないのならば、社会が冷然と、フルタイムで働くことの重要性、必要性を、はっきりと知らしめることが、何よりも大切なのではないのか。

働かない人々に対する一律のバラマキによる過保護は、真面目な勤労者の勤労意欲を奪い取る不平等な制度以外の何ものでもない。


p.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK809229320120208


〔情報BOX〕米予算教書、富裕層増税などを提案へ

2012年 02月 8日 16:56 JST
 



[ワシントン 7日 ロイター] オバマ米大統領は13日、2013年度(12年10月─13年9月)予算教書を発表する。
 大統領は昨年9月、財政赤字を10年間で3兆ドル削減する方針を表明。今回の予算教書では、大統領選挙を控え、富裕層増税など公平な社会の実現を訴える見通しだ。
 予想される予算教書の内容は以下の通り。
  
 <歳出>
 ◎国防予算を今後10年で4870億ドル削減。地上兵約10万人を削減する。国防総省が先月明らかにした計画によると、大統領は2013年度に5250億ドルの国防予算を要求する方針。これは2012年度の5310億ドルを下回る水準。国防予算の減額は2001年の米同時多発攻撃以降初めて。
 
 ◎大統領は昨年9月、今後10年で約5800億ドルの国内支出を削減する方針を示した。うち2480億ドルはメディケア(高齢者向け医療保険)で削減する。主に保険会社や病院への支払いを減額する。メディケイド(低所得者向け医療保険)でも720億ドルの経費を削減する。
 
 ◎昨年夏の債務上限引き上げをめぐって大統領が署名した財政赤字削減計画では、2013年度の国防費を除く国内支出の上限を5010億ドルとすることがすでに定められている。予算教書ではどの分野の予算を削減するかを明らかにする。政権幹部によると、大統領は教育と雇用創出を優先する方針。
 
 
 <税制>
 
 ◎大統領は増税を含む税制改革を提案する見通し。一連の改革により、今後10年間で約1兆6000億ドルの歳入増を見込む。このうち年収25万ドル超の世帯については、2012年末でブッシュ減税を失効させ、8660億ドルの歳入増加を目指す。
 
 ◎大統領は、富裕層向けの増税案「バフェットルール」も提案する見通し。年収100万ドル以上の富裕層の実効税率を30%以上とすることを提案する。富裕層を対象に、住宅ローンなどの税額控除を廃止する可能性がある。
 
 ◎大統領は、社用ジェット機の優遇税制や石油会社への補助金廃止をあらためて求める見通し。ファンドマネージャーが受け取るキャリード・インタレスト(成功報酬)についても、優遇税制の廃止を求める見通し。
 
 ◎政府は、予算教書の提出時期前後に、法人税制改革の大枠を提示する計画。国内企業の海外利益に対する最低税率も明らかにする見通し。
 <教育、製造業>
 
 ◎大統領は7日、科学・数学教育向上のため、8000万ドルの予算を提案する方針を示した。10年で専門教師10万人を育成する方針。
  
 ◎大統領は、大学4年間で最大1万ドルの補助に相当する学費税控除の延長も提案している。
 
 ◎大統領は、先月の一般教書演説で、雇用を国内に戻す製造業を優遇する税制を導入することや、ハイテク企業の国内生産を優遇する税制を強化し、雇用を創出することを提案している。
 
 ◎大統領は、2012年の設備投資を全額控除できる制度の大枠を示す見通し。
 
 <戦費節約、インフラ投資>
 
 ◎大統領はイラク、アフガニスタン戦費の削減で節約した資金の半分をインフラ投資に充てることを提案する見通し。今後10年で5500億ドル前後になる見通し。
 
 ◎すでに提案済みの財政赤字削減計画では、今後10年間で利払いを4300億ドル前後節約できる見通し。