2011年11月3日木曜日

巨額の研究費、被災地に返すべきでは?:日本原子力委員会さんと日本地震学会さん

 11月1日、日本原子力学会は東京都内で国際シンポジウムを開催したという。世界の科学史ニ類のない未曽有な人災を引き起こしたフクシマ原発には、原子力ムラという強固な親衛隊を擁しながら、収束どころか、未だ原子炉内の状況すらまともに把握できないといった体たらくである。

これまで多額の税金を投じて進めてきた世界一の水準と自画自賛してきた研究成果が、バケツリレーや消防車による水撒き、アメリカ、フランスの技術に頼らなければ、何ら対応できないものであったという事実を認識していない国民はもはやこの国にはいない。本来ならばこのような時期に国際シンポジウムの開催など自粛すべきなのではあるまいか。

10月の地震学会では、関係者から反省の言葉が発せられたというが、日本原子力学会は反省の色どころか、国民に、フクシマの事象を分かりやすく説明したこと、収束を助ける技術活動をしたと
自賛したという。厚顔無恥を地でいっておられる面々であると言わざるを得ない。彼らがメディアとつるんで国民に流布した安全神話がフクシマの原子力災害にどれほど甚大な影響を及ぼしたかを考えれば、これまで原子力工学研究に支払われてきたすべての研究費を返上し、それを被災地の補償にあててもまだ余りある。

なのに細野原発相は、経済性のためならば、情報隠しも、データ改ざんも、国民の安全や健康が犠牲になるのもやむなしといった恐るべき発想の持ち主である原子力ムラの面々が主催するこのシンポジウムに来賓として参加した。

その上、こともあろうに、こんな学会に、低線量被曝問題についての協力要請をしたというのである。日本全体に放射能にまみれた、がれきをばらまき、放射能汚染を国土全体に広げようとする細野氏にとっては、必要不可欠な課題であろうがーー。

しかし政府が国土全体を放射能まみれにするような政策を押しすすめる限り、観光客確保のためにどれだけ税金をばらまき、外国人旅行者の渡航費を無料にしたところで、金を払ってまで日本に来て、ことさら放射能まみれになりたいと思うような酔狂な観光客はいるまい。


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011110100894


「分かりやすく説明」と自賛=原子力学会、原発事故で声明

 東京電力福島第1原発事故を受け、日本原子力学会は1日、東京都内で国際シンポジウムを開き、原発の安全確保に貢献するとの声明を発表した。
 声明では、同学会が今回の事故に関して「事態の分析や原因の解明、社会への分かりやすい説明、事故の収束を助ける技術活動」などを自発的に進めたと自賛。さらに「原子力災害を起こさないようにするための活動も行ってきたにもかかわらず、巨大津波により原子力災害に至った」とした。
 また、原発事故を「原子力に携わるすべての者にとって大きな衝撃」と表現した上で、「背景要因を含め、さまざまな観点から分析する必要がある」と指摘している。(2011/11/01-18:50)

低線量被ばく問題で協力要請=原子力学会に細野担当相

 東京電力福島第1原発事故をテーマにした日本原子力学会主催の国際シンポジウムが31日、東京都千代田区で開かれ、来賓として招かれた細野豪志原発事故担当相は福島県内の低線量被ばく問題について「力添えをお願いしたい」と協力を求めた。
 細野担当相は、低線量被ばく問題を「これからのわが国において非常に重要なテーマ」と強調。長期間にわたり被ばくした際の健康への影響について「どう捉えたらいいか結論が出ていない」とした上で、「オールジャパンで不退転の決意で取り組む必要がある」と同学会にも貢献を求めた。(2011/10/31-12:48)

radiation01[1]日本原子力学会という責任を逃れようとする話にならない人たち 小出裕章(たね蒔きジャーナル)





水野「小出さんこんばんは」
小出「こんばんは」
平野「こんばんはよろしくお願いします」
水野「よろしくお願いします」
小出「よろしくお願いします」
水野「今日はまず日本原子力学会という学会の動きについて教えていただきたいと思います。」
小出「はい」
水野「この日本原子力学会というのはもちろん原子力を専門に研究していらっしゃる研究者の皆さんが入っていらっしゃる学会と、思っていいんですよね」
小出「…はい。まあ研究者もいますし、まあ電力会社の社員もいますし、メーカーの人達もいるというそういう組織です」
水野「ほう。ああー、電力会社の社員も」
小出「はい」
水野「またメーカーの人達も入っている」
小出「そうです」
水野「そういう組織、ということは私たちが今原子力村って言葉を言いますけれども…」
小出「はい」
水野「この原子力村の人達とだいぶかぶっている…」
小出「はい」
水野「メンバーと思っていいですか?」
小出「はい。もうほぼかぶっていますし。あの原子力村というのはもちろん政治をやってる方たちもいるわけですし。えーーーーー…、そうですね、産・官・学ですから産業界の人も原子力に入って、原子力学会に入ってる、もちろんあの、えー、アカデミズムの世界にいる人達も関係者は原子力学会に入っています。」
水野「あー」
小出「かなりだからダブっていると思っていただいて結構です。」
水野「そうですね」
小出「はい」
水野「その日本原子力学会に確か小出先生も」
小出「うふふ」
水野「最初、随分前には一回入られたって伺ったことがあります」
小出「はい、はい。言いました」
水野「それ何年ぐらい前ですか?」
小出「えーっと。70年頃から多分80年頃までは多分入っていたと思います」
水野「はー。でそれをお辞めになったんですね?」
小出「はい」
水野「えー日本原子力学会というまあ小出先生がかつて属し、そしてお辞めになったその学会ですね、ある声明を出したというんです」
小出「はい」
水野「それはどういう内容かといいますと、福島第一原子力発電所の事故の原因の調査を、今、事故調査検証委員会というところが進めているわけですけれども」
小出「はい」
水野「そうした自己調査をする委員会に対して、あることを求める声明をこの原子力学会が出しました」
小出「はい」
水野「でどういう内容を求めているかといいますとですね。これは事故の調査をずうっとしていく中で、個人の責任追及を目的としないように、してください、というもんです」
小出「はい」
水野「これつまり、まあ、個人の責任は問わないでくださいという意味、ですよね」
小出「そうですね」
水野「これを…日本原子力学会が出す、今、出すというのはどういう意味なんですか?」
小出「まあこれまでもそうでしたけれども。原子力の世界というのは誰も個人としての責任を取らないままこんにちまで来ました。」
水野「はい…。でこれからも個人としては責任を取らないと、いうため、の、この声明と見てよろしいんでしょうか」
小出「それ以外にどう…どんな見方もないと思います(笑)」
水野「そうですよね…。これね、あの声明を読んでみますと。えー、今回の事故調査において、まあ現場で運転や連絡調整に従事した関係者はもとよりってまずあるんですね」
小出「(笑)。はい」
水野「連絡調整した人にもまあ責任問わない、となると私なんかは色々な情報が非常にこう遅れたり」
小出「はい」
水野「あるいは隠されていたものがあったりというようなことまで含むのかなあ? と思うんですけど」
小出「そのようですね」
水野「そうなっちゃいますよね」
小出「はい」
水野「あるいは事故を起こした原子炉の設計、建設、審査、検査」
小出「(笑)」
水野「などに関与した個人に対する責任追及を目的としないという立場を明確にすることが必要であるというふうに述べています」
小出「はい」
水野「作った人も、建設した人も、審査したも、審査した人も、検査した人も、みんな、責任はこれで免れるという、ことのよう、ことをまあ目的に声明出してらっしゃるのでしょうが」
小出「はい」
水野「これは…何を招きますか?」
小出「まあこれまでも原子力の世界というのはそうやってきて今回の事故を引き起こしてしまった、のですね。ですからここまで来ているのですから自分たちのやってきたことを、本当に一人ひとりの責任というものを私は自覚して欲しいと思うのですけれども。相変わらず、えー、自分たちは責任を逃れようというそういう人達のようですね。」
水野「うーん。平野さん? これはあのー…まあ犯人探しになってしまったら真実を語る人がいなくなってしまうんだと。」
平野「うん」
水野「いうまあそういう意味、の生命になってはいるんですが」
平野「そうですね。」
水野「そういうのどうなんでしょうか」
平野「先生、これあの、そもそもー政府のあのー事故調査委員会ですね」
小出「はい」
平野「畑村さんの」
小出「はい」
平野「この委員会はですね、あの、個人の責任を追及しないと」
小出「はい」
平野「んなことを、その、すでに言った後に出しているわけですね」
小出「はい。そうですね。初めから畑村さんが、はい」
平野「もうそういう線引きが出来てるわけですよね」
小出「そうですね。」
平野「推進派の人たちをようするに免罪だと。」
小出「はい」
平野「いうことをもう結論として出してる、ような声明ですね」
小出「はい。まあ事故調査委員会は始めから畑村さんがそう発言したわけですから。」
平野「そうですよね」
小出「私はもうこの調査委員会は駄目だと思いました。」
水野「委員長である畑村さんがもう最初に責任は問わないと」
小出「そうです」
水野「おっしゃった。でもその方を任命なさったのは菅総理」
小出「そうです」
水野「ですよね。」
小出「はい」
水野「そういう、まあこの原子力村の体質はじゃあ、これからも変わらないって私たち思わざるをえないわけですかね」
小出「はい。まあ、大変、今回の声明は今回は驚きましたし、え…、呆れましたし、ええ…、なんとも悲しい思いで声明を読みました。変わらないんだ…ですねこの人達は。」
平野「うーん。先生」
小出「はい」
平野「事故直後に3月の末にですね」
小出「はい」
平野「このー、まあこういう原発に関わってきた学者16人がですね」
小出「はい」
平野「自分たちの責任を認めて、国民に謝罪する、まあ声明みたいのを出してるんですね」
小出「そうですね」
平野「まがりなりにもね」
小出「そうですね。」
平野「まあその人達は、原子力安全委員会に加わってた経歴があるかたが半分くらい、おられるんです」
小出「そうです。はい」
平野「だから、本人たちはもうある程度は認めてるのにも、全体で原子力学会、要するに総体として守ろうとする意味ですよねこれ」
小出「そうですよね。」
平野「本人たちは非常に忸怩たる思いで」
小出「はい」
平野「謝罪せざるをえなかったと」
小出「はい」
平野「いう声明まで出してるんですからね」
小出「はい、そうです」
平野「何か本当におかしいですね」
小出「はい」
水野「今回日本原子力学会の会長が声明を出していらっしゃる中にはこんな言葉がありまして。『原子力が人類のエネルギー問題解決に不可欠の技術であることに思いをいたす』と」
小出「(笑)」
水野「これ事故のあとですよ」
小出「はい」
水野「えー仰っているわけです」
小出「はい」
水野「小出先生どんな感想もたれますか?」
小出「もう話にならない人たちですね」
水野「ただわたくしのような素人から見ますと、やはり専門家の方々が、今こそ本当にこの日本のために地球のために何ができるかっていう観点で、考えてくださらないことには。わたしたちやはり専門家の意見に耳を傾けて政策を決定する時にいろいろ考えを決めると思うんですよ。」
小出「そのとおりです」
水野「専門家が変わらなかったら、そらー、変えられないんじゃないですか?」
小出「はい。まあ専門家と呼ばれている人たちも一人ひとりの人間なん、ですね。で、その一人ひとりの人間の人たちは、要するにたった1回しか人生生きられない、わけですから、どのように生きてどのように責任を取るかということはやはりご自分で考えていただかなければいけない、し。えー、ずうっと安全だ安全だと言い続けてきて、今回のような本当に悲惨なことが今目の前で進行しているときに、まだ原子力が必要だ、そして誰も責任は取りません、などというのは本当に、どういう人達で、自分の命をどういうふうに思っているのかなと私は思います」
水野「はい…。まあちなみにですね、平野さんが先ほどおっしゃいました、3月末に国民に対して謝罪をしたいと声明を出された16人の方々の中にはですね、この番組にも出てくださいました…」
小出「はい」
水野「元原子力安全委員会の委員長代理でいらして、また日本原子力学会の元会長でいらっしゃる先生もいらっしゃいます」
小出「はい」
水野「住田さんという大変大物の学者でいらっしゃいますよね」
小出「そうですね」
水野「住田さんもいらっしゃいます。あるいは元日本原子力学会の他の会長さんもいらっしゃり」
小出「はい」
水野「また原子力安全委員長だった方も入ってらっしゃる」
平野「んー、そうですね」
小出「はい、そうですね」
水野「そうそうたるメンバーの中には、謝罪をしたいとおっしゃる方が居らっしゃるんですよね」
小出「はい」
水野「しかしながらそうした人たちの声は日本原子力学会を現在の学会を大きく変えるものには、なり得ないんですか?」
小出「少なくともなっていませんし、私は16人のかたの謝罪そのものに、かなり眉に唾をつけながら読んでいます」
平野「(笑)」
水野「どうしてですか?」
小出「えーと。謝罪をしたということであれば、えー、原子力に対してこれからは、えーーー、ずうっとまあ旗を振り続けてきたわけですけれども。そのふってきた旗を降ろすとかですね、そういう意思表示があっていいと私は思うのですけれども。多分その方々は多分これからもまた旗を振り続ける仲間に入るんだろうなと私には思えました」
水野「あ、そうですか」
小出「はい」
水野「いやー、専門家の方々の生き方が本当に今、問われてきますわね」
平野「うーん」
小出「はい」
水野「皆さんご専門の研究で、結局こうした事態に来たわけですから」
小出「はい」
水野「小出先生のところに、いやあ小出先生言うてはった、通りに今、哀しいかななってしまった。ちょっと手を組んで色んなこと考えましょう、というほかの専門家いらっしゃいません?」
小出「すいません。どなたも1人としておりません。」
水野「あ、そうなんですか」
小出「はい」
水野「今もって?」
小出「はい!」
平野「先生でも改めてこれ思うのはですね。」
小出「はい」
平野「政府も事故調査検討委員会の人選と組織の問題ですよね。」
小出「はい。と思います」
平野「ここがきちんとしないから、まあ、僕はもう個人的にはこれを刑事事件になってもおかしくない事案だと思うんですけども」
小出「はい」
平野「そこら辺のこう、なんとか、権限のですね、無さというか。もともと政府があのやる気のない組織を作ってしまった、それを見越してこういう学会声明になったと」
小出「はい」
平野「言うことだと思うんですよね。」
小出「はい。おっしゃるとおりです」
水野「はい。また専門家の方々をこのたね蒔きジャーナルにおよびしてお話し、聞きたいですね」
小出「そうですね(笑)」
水野「はい。京都大学原子炉実験所助教、小出裕章先生に伺いました。どうもありがとうございました」
小出「ありがとうございました」
平野「ありがとうございました」
(書き起こしここまで)

大震災「想定できず反省」 日本地震学会出直し宣言 

2011/10/15 11:26
 日本の地震学者2000人以上が参加する日本地震学会は15日、東日本大震災後に初めて開いた全国大会(静岡市)で、東北での巨大地震を想定できず反省するとの異例の見解を表明した。会長を務める平原和朗京都大教授は「きょうが始まり」と述べ、出直しを宣言。同学会震災対応責任者の鷺谷威名古屋大教授は「想定外の震災に負い目を感じる。地震学や学者の姿勢に問題がなかったか問い直す」と語った。
 今後、海溝付近の地殻変動の観測や、古い地震・津波の調査研究などを強化し、国民の信頼を取り戻したいとしている。
 全国大会の最終日に当たる同日、「なぜ想定できなかったのか」「国の施策とどう関わるのか」と題するシンポジウムを開催。予知が可能と国民に期待させてきた面は否めず、一方で原子力発電所の安全対策などに地震学会が積極的に関与することを避けてきたとして問題点を検証した。
 東北沖では地震の規模を示すマグニチュード(M)を最大でもM8.2と見積もっていた。M9は多くの地震学者にとって想定外で、地震研究の内容や観測体制などに厳しい目が向けられた。
 東北大の松沢暢教授は「海溝沿いのどこでもM9は起こりえる。M10の可能性も否定せずに検討すべきだ」と語り、地震学者が1970年代に提唱された仮説にとらわれていたと指摘。この理論では、東北地方の下に潜り込む太平洋プレート(岩板)はひずみをためにくいが、実際には、東日本大震災でひずみが一気に解放されて巨大地震や大津波を引き起こした。
 また政府の委員会の部会長を務める東北大の長谷川昭名誉教授は「地震学は災害を軽減・防止するためだが、(どう社会貢献するかは)学問の進展度合いもあって難しい」と話した。

2011年11月1日火曜日

フクシマの収束もできなくて、玄海の再稼働を認めていいの、保安院さん?

細野原発相は9月、IAEAのウィーン総会で、フクシマ原発を年内に冷温停止させるなどと大風呂敷を広げた。もちろん演説の原稿は保安院の官僚に作文してもらったのだろうが、ここにきて2号機からキセノンが検出され、ホウ酸水の注入が始まったという。

フクシマ原発の収束どころか、その目処もろくに立てられないような保安院が、玄海原発の再稼働を認め、九電は地元住民の賛同を得ることもなく、早々と運転再開を強行したという。

質の悪い私企業は経済性を優先させることを第一義に考えることは、わかりきったことである。
そのような質の悪い私企業が暴走しないよう法律を作ったり、管理・規制するのが監督官庁の責務である。なんどもブログに書いてきたことだが、電力会社と一体化してつるんでいる保安院や安全委員会(あるいは解体は名ばかりで、推進派の多くをゾンビのように蘇られせる環境庁)などにストレス・テストの計画実施や運転再開の許可など本当に任せていいものなのだろうか。

こうした議論は本来、もっと厳しくこの国のメディアが繰り返し行わなければならない事柄である。

http://www.asahi.com/national/update/1102/TKY201111020003.html

福島第一原発2号機、核分裂の可能性 ホウ酸水を注入


 東京電力福島第一原発2号機で、原子炉格納容器内の気体から半減期の短い放射性のキセノンが微量検出され、核分裂反応が起きている可能性があることから、東電は2日午前2時50分ごろ、核分裂を抑える性質があるホウ酸水の注入を始めた。原発敷地内の放射線量を測るモニタリングポストの測定値には変動はみられないという。


福島原発2号機で水素濃度上昇 実は今もガス発生が続いている

2011/10/31
   「年内に冷温停止」が工程表改訂版に明記されたばかりだが、ここにきて福島第1原発の2号機について「水素濃度が上昇した」と、東京電力が発表した。... ...
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001
知ってた 2011/10/31 20:53
っていうか、知らなかった(というより知ろうとしなかった)のは東電と政府だけ。

ご苦労様。
002
気分は百年戦争? 2011/10/31 20:58
昔フランス王国とイングランド王国が百年近くいがみ合って、時々激しく戦禍を交えたり威嚇しあう状態があったらしいが、そうなると簡単に当事者はおろか誰も止められなかった。壊れた施設の使用中の燃料や使用済みの燃料の核崩壊の勢いが完全に安全なレベルになるのは許されないだろう。安全が確保できるとみなされる突入Xデーとその時予想される危険は前代未聞だ。それまでは、漏洩拡散の再発を起こさない努力と責任が問われ続けることになる。
この職務に携わる労働者の生涯勤続年数を30年としたら、一世代で済まないだろう。いま日本は団塊退職によるノウハウ継承で失敗の露見が多々聞かれ、産業の空洞化によるノウハウの窮乏化抑止の政策すらないが、廃炉着工までのこの戦いをする労働者の継承は蔑にしないで欲しいものだ。
003
外聞 2011/10/31 22:45
さすがにこれから水素爆発を起こすヘマは起こさないと思うけど、
現場で作業されている方々には気をつけて頂きたい。
ごく微量の金しか出せなくて申し訳ない・・・。
ちゃんと届いてるか不安だけど。
004
うーんこれは凹んだ 2011/11/ 1 07:14
まあこれまでの事を思えば疑念不、信は当然深まりますな。
005
想定 2011/11/ 1 09:25
詳しい原因はわからないが、水素濃度の上昇は想定内、大規模地震、巨大津波発生の可能性が指摘されていたのに、想定外
東電の御都合「想定」は勘弁してほしい。
原因がわからなければ、それこそ、想定外だろうに・・・冷温停止がうまくいっていないので、水温が上昇し水素が発生している。これで想定内
006
未だに 2011/11/ 1 11:32
水素が発生している=冷却がうまくいっていない
になんで誰も突っ込まないんだ?
007
想定の範囲内 2011/11/ 1 12:39
国民からすると、情報を隠匿している可能性は想定の範囲内だ。
上昇している事実を公表せざる負えない状態になったのは評価します。
008
ただちに・・・するわけではない 2011/11/ 1 12:45
また、出ましたね。このフレーズ。
ただちに爆発するわではないけど、危ないかもね、という意味でしょうか。東電も政府も学習能力がないのか、よっぽと投げやりなのかわかりませんが、不安をあおること確実のフレーズになってますよねぇ。
009
ということは 2011/11/ 1 13:25
核分裂反応+(確か)ジルコニウム+水で水素が発生してたんと違たかな?
つまり冷温停止してへんにゃろ。
010
味方するわけじゃないが、確認できないからわからんと言うのは正直だと思うがね 2011/11/ 1 16:08
溶融破損した燃料棒被覆外皮金属と元気のいい燃料が格納容器の底にボットンしちゃったままだろうという認識は変わらず、科学的に測定して確定認知することもなく「だろう」の世界だ(CAEシュミレーションを誰もできない?)。それは核分裂しなくてもアイソトープとしての核崩壊に伴う莫大な熱エネルギーが周囲を高温にするが、冷却用水流は通常燃料集合体のある位置に効率好く冷却する期待をして流れるよう設計されている。格納容器の底のどの位置にボットンしちゃったのか確認できず近寄って冷却装置に細工することすらままならずに、生きのいいボットン燃料に水流が確実に当てられる理由がない。スリーマイルではチャイナシンドロームと煽られ、福島は放射性物質漏洩拡散のゲヘナと煽られても冷静に厳しい視線を向けて見守るしかないだろう。
011
もうね 2011/11/ 1 22:01
ストロンチュウムも拡散してるという事実も有るわけだしこの話もあながち危険から遠ざかったことではないでしょう。逆に近づいた方が正しかったりね。危ないなあ。
http://www.asahi.com/national/update/1102/SEB201111010072.html
九電「地元の了解、ある意味必要ない」 玄海4号機再開
トラブルで停止していた佐賀県玄海町の九州電力玄海原発4号機の運転が、1日深夜に再開された。「やらせメール」問題も収束しない中、「説明不足」と批判されながらの再開。慌ただしさの背景には、経済性を優先して再開を急いだ九電の姿勢がくっきりと浮かぶ。
 「地元の了解は、ある意味必要ない」。午後7時半から急きょ始まった九州電力の会見。原子炉の運転再開に「地元の理解を得た」としながら根拠は示せず、「なぜ地元の理解が得られたと言えるのか」と再三問いただされた原子力発電本部の豊嶋直幸部長は、つい、こう漏らした。
原子力への見方をがらりと変えた東京電力福島第一原発事故の後、止まっている原発が運転再開するのは初めて。それなのに役員クラスは会見に姿を見せず、出席した原子力部門の2人は「定期検査中の原発とは違う」「扱いは運転中の原発と同様」と繰り返した。
だが、質問は地元との信頼関係に集中。やらせメール問題の決着も見通せないなか、なぜもっと丁寧な説明をしないのか問われても「メール問題と4号機再開の話は別」。石川伸一グループ長も「逆にこのまま止めておく理由もない」と話した。

玄海原発4号機、午後にも営業運転再開


九州電力は、作業ミスが原因で停止していた玄海原子力発電所4号機を昨夜、再稼働させました。きょうにも営業運転を再開する予定です。

 九電の玄海原発4号機は先月4日、作業手順書の誤りから復水器という設備でトラブルが起き、原子炉が自動停止しました。

 九電は、原因と対策を国に報告し、31日、原子力・安全保安院から、「おおむね妥当」との評価を受けました。これを受けて九電は、昨夜11時、原子炉を起動し、再稼働したと発表しました。

 きょう午後にも営業運転を再開する予定ですが、来月の定期検査で停止し、九電管内の原発6基すべてが停止することになります。

 福島原発の事故以降、定期検査やトラブルで停止した原発の運転再開は初めてです。(02日00:21)


http://www.nytimes.com/2011/11/02/world/asia/in-a-first-since-nuclear-disaster-a-japanese-reactor-restarts.html?_r=1&ref=japan

Reactor in Japan Restarts, a First Since the Tsunami

TOKYO — A nuclear reactor in western Japan began starting back up on Tuesday after a month’s hiatus, the first reactor in the country closed for any reason to win approval from a local government to resume operations since the Fukushima nuclear disaster.
Ko Sasaki for The New York Times
The Genkai Nuclear Power Plant in Saga Prefecture was the first to win approval from a local government to resume operations since the Fukushima nuclear disaster.
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Since the March 11 earthquake and tsunami that set off the nuclear disaster, a popular backlash against nuclear power has halted the reopening of reactors closed because of damage at the time or unrelated glitches, or for routine inspections. Regulations require reactors to close at least every 13 months for checks, meaning more and more reactors have gone out of service, with none allowed to restart — until Tuesday.
Only 10 of Japan’s 54 reactors are now generating electricity, a sharp reduction for an industry that once supplied 30 percent of the country’s electricity. The shortfall in supply forced the Tokyo Electric Power Company to tell companies to slash energy use by 15 percent this summer.
The government has been keen to soothe local jitters about nuclear energy and enable reactor restarts. But power companies must submit results of “stress tests” that evaluate a reactor’s defenses against earthquakes, tsunamis, station blackouts and the loss of water for cooling — and they must get a go-ahead from local the government.
Yasushi Furukawa, the governor of Saga Prefecture, has wavered on whether to allow restarting two idle reactors at the Genkai Nuclear Power Plant. Seen as a bellwether for the rest of Japan, Mr. Furukawa had appeared to be moving toward allowing two of the reactors to restart but his decision was put off after revelations of a scandal over faked supportive e-mails sent by employees of the local Kyushu Electric Power Company posing as pro-nuclear citizens.
Then early last month, a third reactor shut down at Genkai after a worker mistakenly pulled out a cable from the unit’s condenser vacuum, causing the turbine to stop. The full details of the case have not been made public.
Kyushu Electric called it a small error and said that the automatic shutdown it triggered had gone smoothly. But some critics warned that the episode constituted a serious safety lapse and pointed to a more widespread problem at other plants.
Since then, however, the utility has submitted — and Japan’s nuclear regulators have checked and approved — operation manuals for that reactor, paving the way for a restart.
“If this is a decision reached by the central government after ample checks, we accept,” Mr. Furukawa told reporters Tuesday before the restart.
The reactor at the Genkai plant was started up around 11 p.m. local time and was set to reach 100 percent generating capacity on Wednesday, Kyushu Electric said. But the reactor’s run will be brief: the same reactor must be stopped in mid-December for routine maintenance.
It is still unclear when the plant’s other two idle reactors will be allowed to restart. But Prime Minister Yoshihiko Noda has indicated he will push for their restart.
In a statement, the Japanese arm of the environmental group Greenpeace, criticized the decision to restart the reactor.
“In the aftermath of the Great East Japan earthquake and triple meltdown at Fukushima Daiichi, it is unthinkable for any nuclear plant to be restarted before proper safety checks or consultation with the public is conducted,” said Junichi Sato, the group’s executive director for Japan.
“Kyushu Electric must keep this reactor shut,” he said, “and bring forward the regular maintenance planned next month.”
Also on Tuesday, Japanese news media reported that a government official drank treated water from the Fukushima plant on a dare from a freelance writer. The company that operates the plant has been struggling to deal with large volumes of waste water, some of which has been released into the ocean.
The writer had asked earlier for the government to prove the water was safe by having someone drink it, the daily Asahi Shimbun said.
Waste water at the plant was created when the company sprayed water on reactors and spent fuel pools to keep them from dangerously overheating after crucial cooling systems were knocked out by the tsunami.

許せない電力会社の冬の節電要請

関電、九電が冬の自主的な節電要請を行なった。夏場と違って冬場は家庭が節電要請のターゲットになるという。寒さに怯える弱い立場の国民に、原発を稼働させなければ停電するぞと言わんばかりの脅しをかけて、一気に再稼働に踏み切ろうという経産省ぐるみの詭計であることは今更言うまでもないことで明らかである。そして、このような要請を公共放送を通してまことしやかに行う事自体、許せない暴挙と言える。

日本の電力各社が、もし本当に危険極まりない原発に依存しない限り、安定した電力の供給ひとつできないのならば、国は電力会社の地域独占制度を一刻も早く撤廃し、送電線分離、電力の自由化を図るべきである。

以下、電力不足の嘘について指摘した、ダイアモンド社の記事を転載する。


原発停止でも供給に余力
「西日本は電力不足」のウソ

政府と国のちぐはぐな安全対策と九州電力の不祥事が重なり、すべての原子力発電所が停止しかねない局面を迎えている。定期検査に入った原発の再稼働ができなくなることで、電力各社は「電力不足になる」と盛んに訴える。しかし、本誌の試算では、その事態を乗り越えられる余力があることが判明した。
やらせメール問題で国に謝罪した眞部利應・九州電力社長(左上)と玄海原発の再稼動の同意を撤回する岸本英雄・玄海町長(右下)。会見で節電要請した八木誠・関西電力社長(左下)
Photo:JIJI
 「原子力発電所が止まれば電力不足に陥る」とはウソだった──。
原発再開の見通しが立たなくなり、電力会社は「原発停止により電力不足に陥る」と訴え、世論を動かそうとしている。特に中部電力を含めた西日本においては不安が広がっている。しかしながら、後述する本誌試算により、電力会社の言う「電力不足」には数字的根拠がないことがわかった。
まずは原発再開のメドが立たなくなった経緯について振り返ろう。
事の発端は、言うまでもなく福島第1原発の事故である。
原発は原則13ヵ月に1度定期検査を受けなければならない。検査後に国が認め、地元自治体の了解を得て再開の運びとなる。3月の事故後、収束時期も見通せないなかで、どの自治体も定期検査に入り停止した原発の運転再開に、お墨付きは与えられなかった。
輪をかけたのが5月の浜岡原発の停止だった。法律の枠を超えた菅直人首相の「要請」で、浜岡原発が停止した。その根拠はあいまいで自治体はなぜ他の原発が安全なのかを説明できなくなった。
他方で国は3月末に安全対策を指示し、電力各社もその対策を講じていた。海江田万里経済産業相は6月18日に安全宣言を出し、自治体へ再稼働を要請するために駆け回っていた。
混乱に拍車をかけたのは、またもや菅首相であった。7月に入って突如、別の試験を行うと発表した。原発の安全性を調べる耐性検査(ストレステスト)である。机上の計算とはいえ数ヵ月から半年の時間がかかる。国が安全宣言を出したにもかかわらず、菅首相自らがハシゴをはずしてしまった。
この間、運転再開を迎えようとしていた原発もあった。九州電力の玄海原発2、3号機だ。地震や津波の影響が最も少ない地域にあり地元感情もよく、稼働率も高い「優等生」だ。玄海町も一度は再稼働を認めていた。
ところが、耐性検査に加え九電のやらせメール問題が発覚した。国主催の佐賀県向けの住民説明会で九電が組織的に再稼働への賛成を促す工作を行っていた。地元との信頼関係は崩れ去った。 
こうして原発は再稼働の見通しが立たなくなった。このままでは上図に示すように徐々に原発は止まり、来年3月は全体の4%に当たる209万キロワットしか運転していない見込みだ。
関西電力や九電などは原発停止を受け、盛んに電力不足を訴えた。世論もそう信じているが、本当に電力は足りないのだろうか。

1500万キロワットの余力に
電力融通でまず問題ない

そこで本誌は余波の広がる西日本の設備について取材や資料を基に精査した。するとじつは電力が余っている実態が浮かび上がった。
試算の結果は上図に示した。試算方法は次のとおりだ。
まず各社の発表を基に西日本6電力会社における8月の最大需要と供給力を見た。安定的な供給力の目安となる「供給予備率」では、最低限の5%を下回る電力会社が6社中4社に上った。
確かに予備率5%を下回るとトラブル一つで停電の恐れもあるが、供給力は「言い値」にすぎない。そこで予備率5%を確保するのに必要な正味の電力をはじき出した。
次に、各社が国に申請した最大出力から8月の供給力との差を求めた。じつはこの差が自社内に隠された電力の余力、いわば“隠し玉”だ。中部電力は供給力の内訳を公表していないため本誌が他社受電の状況などから推計した。
結果として、原発が停止したまま8月を迎えても西日本で最大約1500万キロワットの余力があることがわかった。北陸電力の97万キロワットから関電の311万キロワットまでいずれも余剰電力を持っていた。
隠し玉として大きいのは長期停止中の火力発電所だ。西日本だけで計597万キロワットある。「復旧に数年はかかる」と電力会社は言うが、じつはいざというときのために廃止せず、眠らせていたもの。その一部を立ち上げることは当然可能だ。東京電力や中部電力も今回、実際に立ち上げている。
それとは別に今動かせる火力や水力などの発電だけでも余剰が計927万キロワットある。フル出力を出せるわけではないが、運用改善で一部をひねり出せる。
余力はそれだけではない。電力会社が大口の需要家と結んでいる、一時的に需要をカットする「需給調整契約」もある。ピーク時に供給が需要に追いつかない場合は、企業に需要を抑えてもらう代わりに電気料金を安くする契約だ。需要減を供給力と見なせば、100万キロワット以上は確保できている(四国、中国、中部電力は非公表)。
それでも足りないというなら6社間で電力を融通すればよい。この6社は60ヘルツ圏内で交流送電線で結ばれており、電力の融通は容易にできる。
たとえば、中国電力は昨夏の猛暑を原発なしで乗り切っている。今夏は島根原発2号機が動いており、100万キロワット程度は他社に送ることができそうだ。関西電力は応援融通を受ければよい。
北陸電力も供給予備率を1.8%としながらも、じつは他社に送る20万キロワットを自社の供給力に織り込んでいない。融通をやめるだけで5%台に予備率が戻る。
試算には入れていないが、このほかにも他企業の自家発電から買い増すこともできる。東電はすでに余った電力を西日本に融通することも表明している。
夏ではなく、冬場における電力不足の懸念もあるだろう。だが、同様に試算すると、やはり解決できそうだ。
四電は予備率がマイナス9.5%、九電も1.9%と単独では需給が逼迫するが、全体の供給余力は約2000万キロワットあり融通さえできれば問題はない(最大需要は10年1月最大3日平均値)。
夏も冬もあくまで数日間のピーク需要の5~6時間に備えるだけである。もしものときには前日の需要予測を基にして、節電を呼びかけるなどすれば、停電危機を避けることは大いに可能なのだ。
 脱原発に賛成するかどうかは別として、「原発停止=電力がない」というのはウソである。赤字転落を防ぎたいための情報操作のそしりを免れない。電力会社が国民の信頼を失った今、供給力の数字を化粧でごまかすことは、さらに実態を悪化させる。電力各社は、正味の電力供給力と内訳を世に明らかにすべきだ。
(「週刊ダイヤモンド」編集部 小島健志)



2011年10月27日木曜日

「小出助教を教授に!」という声はなぜあがらないのか?

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小出さん自身はそれを望まないかもしれない。

しかし京都大学の小出助教ほど、3.11以降、専門的な立場から、国民に対してぶれない納得のいく情報を提供し続けてくれた人間は、少なくとも国内では誰もいなかったといっても過言ではないのではないか。

科学者といいながら、安全神話にべっとり依存し、メルトダウンや未曽有の放射能漏れが実際に起きていても、まだ東電に肩入れし、事実を隠蔽し続けていた有名大学の教授や、研究所の所長としてふんぞり返っているお歴々が大勢いる一方で、小出さんや今中さんは未だに助教である。

そのことに不公正感を抱き、小出さんや今中さんを教授にすべきだという声が上がらないことに大きな不思議を感じるのは薔薇っ子だけだろうか。

小出さんや今中さんたちが冷遇されてきたという話はあっても、ここにいたってこれまで真実を訴え続けていた人間は誰なのかということがはっきりした時点で、彼らをいつまでも助教にしていていいのかという声がまったく出て来ないことは大きな疑問である。

電力会社や政府官僚に都合のよいデータを捏造したり、事実を曲げたり、隠蔽したりし続けてきた御用学者の研究業績にいかほどの価値があるというのだろうか。

「真実を追究する」という科学者にとってもっとも大きな使命を完全に忘れ、多額の研究費の誘惑に負けてやすやすと悪魔に魂を売り渡してしまった原子力ムラのお歴々が、今もこれからも、若い多感な世代の人達に科学を教え、新しい指導者を輩出し続けることについての問題性、危険性を、大学や国はいつまで放置し続けるつもりなのだろうか。これこそこの国の国民の安全に関わる重大な問題である。

小出氏のような栄耀栄華を求めず、ひたすら真実を追求するという姿勢を忘れず、市民に対する啓蒙に全身全霊を傾けている専門家こそ、真に最高学府の教授としてふさわしい人材といえるのではないだろうか。

国民は馬鹿ではない。みんなそのことを知っているはずである。


以下神戸新聞の記事を転載する。

http://www.kobe-np.co.jp/news/kurashi/0004570184.shtml



原発、もっと学ばないと… 原子炉実験所見学記 


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「今後は放射性物質が付着したがれきや下水、汚泥の問題も出てくる。国や東電の責任の取り方を考えなければ」と話す小出裕章助教=京都大学原子炉実験所
「今後は放射性物質が付着したがれきや下水、汚泥の問題も出てくる。国や東電の責任の取り方を考えなければ」と話す小出裕章助教=京都大学原子炉実験所
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研究用原子炉。円筒形の建屋は直径28メートル、高さ22メートルもある=京都大学原子炉実験所
研究用原子炉。円筒形の建屋は直径28メートル、高さ22メートルもある=京都大学原子炉実験所
放射性セシウム、ストロンチウム…。それまで市民に縁遠かった言葉が、あの日から毎日のように報じられる。関西でも危機感を抱く人は少なくないが、その前に私たちはどこまで原子力のことを知っているだろうか。京都大学原子炉実験所(大阪府熊取町)を見学する母親グループに同行した。
「原発を学び、子どもたちに伝えたい」と企画したのは、NPO法人「『絵本で子育て』センター」(芦屋市)。参加したのは芦屋市や神戸市などから母親ら28人。九州から駆けつけた人もいた。
京大原子炉実験所は、1963年に核エネルギーの利用と放射線の研究・教育を目的に、共同利用研究所として設置された。住宅地に隣接する広大な敷地に研究用原子炉、放射性廃棄物処理装置などの設備がある。
原子炉棟に入る時には靴にビニールカバーをつけ、代表者にはポケット線量計が渡された。二重扉の向こうは「放射線管理区域」(1平方メートル当たり4万ベクレル以上の区域)。減圧された内部は耳がつんとする。中央には最大熱出力5千キロワットの研究用原子炉。熱出力は原発の発電炉の約600分の1程度だ。
原子炉内部では、核燃料(ウラン235)に中性子を当てて核分裂させており、仕組みは原発の発電炉と同様だが、熱出力の規模が小さいため、冷却水が高温になることはないという。
核分裂で得られる熱エネルギーでタービンを回す原発に対し、実験所は生じる中性子を実験に利用している。例えば、中性子照射によるがん治療が臨床研究の段階だ。脳腫瘍の患者にとって、頭開手術なしに腫瘍だけを壊すことができ、負担は大きく軽減される。
気圧が戻る。屋外に出る時には、汚染の有無を調べるため、機器でチェック。線量計はゼロのままだった。
敷地内には、核分裂後の放射性廃棄物を処理する施設もある。実験・研究に使った器具などは容器に収納され、保管される。放射性廃液はレベルに応じ、蒸気過熱や分離装置を使うなどの過程を経て、細心の注意を払い処理されるが、廃棄物そのものがゼロになることはない。
見学した森ゆり子さんは「トイレのないマンションのよう。処分が難しいものを生み出す怖さを実感した」と話した。
見学後、原発の危険性を訴え続ける同実験所の小出裕章助教から福島の現状と今後を聞いた。
国による航空機モニタリングの結果、福島県や栃木県北部、群馬県北部で、1平方キロ当たり6百億ベクレル以上のセシウムが確認されている。換算すると、放射線管理区域とほぼ同様の条件だ。
「本来なら必要な人が短時間だけいることができる場所のはず。にもかかわらず、今も数多くの人が逃げずに生活している」と“矛盾”を訴えた。「子どもをこれ以上被ばくさせてはいけない」
「関西の人たちにとっては、福島の原発事故は遠く感じるかもしれないが、原発を認めてしまった責任は、社会の一員である私たち大人にもある。どうするかを考えなければならない」と小出助教は訴えた。
行きと違って、帰りの車中は誰もが言葉少なだった。母親の一人がつぶやいた。
「これまで原発を見ようとしてこなかった。もっと学ばなければ」
(鈴木久仁子)

2011年10月26日水曜日

自転車、置換の取締をもっと厳しく!!

東京警察庁が、一週間痴漢の一斉取締を始めたという。どうしてたった1週間だけなのか。
モラルハザードが顕著な今日の日本では、パトロールを頻繁に行い、取締を強化しなければ、様々な犯罪や交通ルールが守られてさえいれば防げるような事故が未然に防げるはずである。

先日も知人の家族が、未成年者の自転車にはねられ、転倒した蔡に後頭部を強打して意識不明になり、救急車で病院に搬送されたが、予断を許さない状況だという話を聞いたばかりであった。知人は最近の自転車に乗る人達のモラルの低さに憤懣やるかたない思いを吐露していたが、憤懣かけがえのない家族が突然、馬鹿な子どものルール違反によって大変な災難に見舞われたのだから、当然のことであろう。

車両が当たり前のように歩道を好き勝手に走る、自転車用の通路が分けてあっても、そこを走らず歩道の方を平気で走る、十分な注意もせず、歩行者より自転車優先といわんばかりの無謀な運転をする、ブレーキを外している、雨の日に傘をさして猛スピードで運転する、携帯を片手に自転車に乗っている、数人がよそ見をし、しゃべりながら連れ立って歩道を走る、ところかまわず駐車するなどなど枚挙にいとまがない。薔薇っ子も自転車とぶつかりそうになった経験は1度や2度ではない。

増税などする前に、自転車の登録を法制化し、交通ルールに違反をした自転車利用者やその家族には、違法駐車も含めて、自動車運転違反の罰金同様の重い罰金を課することをすればいいのではないか。それぐらいのことをしていかないと自転車運転による事故は、後を絶たないし、取締によって確保できる財源は相当なものになるのではないか。

タバコのように、吸わない者にまで健康被害をもたらすタバコには、迷惑料として重い税をかけるのは当然であるし、タバコ会社を国家が運営し続ける事自体、いかがなものかと思われる。と同時に、軽犯罪や道交法違反に対する罰則、罰金の強化も、必要不可欠なものなのではないか。

警察さん、国民をもっとしっかり守ってくれませんか?


http://blogs.wsj.com/japanrealtime/2011/10/24/tokyo-police-target-subway-molesters/

OCTOBER 24, 2011, 6:36 PM JST

Tokyo Police Target Subway Molesters



Some of Japan’s most stubbornly persistent criminal activities have a common subterranean quality to them – there is the underworld of the yakuza organizations and the wily backyard underwear snatchers, for example. And then there’s the gropers on Tokyo’s underground train system. Luckily, efforts to tackle the problem are under way once again.
The Tokyo Metropolitan Police are beginning a one-week crackdown on subway molesters, known as chikan in Japan. There will be increased patrol units in civilian clothes roaming subway stations and trains with the specific aim of keeping an eye out for offenders, according to state broadcaster NHK on Monday.
Unwanted handsy overtures and other lewd acts on Tokyo’s sardine-pack subway trains is not a new phenomenon. Yet despite different strategies to ward off unwanted advances, such as designating female-only subway cars during the morning rush-hour crush, the number of offenses remains uncomfortably high. (See a video of commuters being crammed into a train car.)
There have been about 900 reported incidents inside subways cars in the first nine months of this year, and by December Tokyo is set to break 1,000 offenses for the fourth consecutive year, according to NHK. About 18% of molestation cases took place inside or near a subway in 2010, according to the Tokyo police.
In addition to the police officers, female volunteers distributed pamphlets encouraging commuters to report offenses.