にもかからわず、司法に関わる人達は、見て見ぬふりで、ただ手をこまねいてスルーしているだけなのだろうか。
この国には正義というようなものは、もうとっくの昔にどこかに消えてしまったのだろうか。この国のエリートは、みんな買収され、誰も声をあげないでいるのだろうかとやりきれない思いであった。
そのなかで、今日の脱原発弁護団結成のニュースは、一縷の望みをもたらすものといえる。どんな人達がこれに加わったのか詳しいことはわからない。
ただ言えることは、3万人を超える日本の弁護士さんの中で、今回の弁護団に加わったのはわずか90名、いくら得意とする分野が違うとはいえ、90人はあまりにも少なすぎるのではないだろうか。
責任を負うべき人たちが責任を負わずにぬくぬくと既得権益を保持し続け、力のないものの権利が蹂躙され続ける社会に今こそ司直の手が延びるべきなのではないのか。そうでなければ、我々は自分の子供や孫の世代に対して、社会正義を説くことすらできなくなるのではないか。
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210716047.html
【原発】「脱原発」掲げ、弁護団結成し初会合(07/17 10:58)
福島第一原発の事故を受け、全国の弁護士が「脱原発弁護団」を結成し、初会合を開きました。